記事「藤沢周平」 の 検索結果 269 件
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ささやく河(藤沢周平)この小説の地理的シチュエーションは、本所・深川地区の南北およそ2.5km、東西およそ2kmの範囲だ。北は、JR総武線・都営大江戸線の両国駅、南は東京メトロ東西線・都営大江戸線の門前仲町駅の先まで。東は..
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漆黒の霧の中で(藤沢周平)変更日時 : 2008/12/22 20:14 ハードボイルド小説としての要素がふんだんにある小説である。藤沢周平が海外のハードボイルド小説を読みあさったというのは有名な話しらしいが、その読みあさっ..
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消えた女(藤沢周平)年をとると時代物が好きになるというが、私の場合それだけではないようだ。読むのは藤沢周平に限られているし、他の作家のものは殆ど読まない。BN盤のジャズに秀逸なジャケットがあるように、藤沢作品のブックカバ..
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霜の朝(藤沢周平)文化の日、近くの里山に行こうかと思ったが、どうも気分が乗らないので映画館へ。その合間に藤沢周平の短篇集を1冊・・・。天に駆けのぼる龍の火柱のおかげで、見失った方角を知り、あやうく遭難を免れた漁師の因縁..
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雪明かり(藤沢周平)藤沢周平作品が併録された短編集を追って、リレーショナルに読んでみることにした。前回『時雨のあと』では最初に収録されていた「雪明り」が、ここでは書籍名となって末尾に収録されている。しかも8篇のうち市井物..
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時雨のあと(藤沢周平)ここのところ、まとまった山歩きが出来てないのでテーマは藤沢周平!講談社文庫では表題作になって重複収録されている「雪明かり」が良い。「雪明り」は、2004年公開の映画「隠し剣鬼の爪」の原作の一つであり、..
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人間の檻(藤沢周平)山に行く暇がないと本ブログのテーマが変わってくるのは、毎度のことである。病気の亭主に代って,店を取り仕切る女房おむらに挑みかかった槌屋彦三郎の頚をしめた手代新助は,情状を汲まれて八丈遠島と決まった。新..
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風雪の檻(藤沢周平)登と同じ鴨井道場の三羽烏のひとり新谷弥肋の身に,いったい何が起こったのか。道場に行くと言って家を出るが,実は深川の地回りの男たちと飲み回つているという。弥肋の行方を追う登の前に立ちはだかる悪。その背後..
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春秋の檻(藤沢周平)4巻からなる藤沢周平の人気連作集でありながら、購入してから部屋の中に埋もれてしまっていたのを久々に取り出して読んでみた。主人公は、下級藩士の次男に生まれながら、立派な医者になるべく、江戸で町医者を務め..
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風の果て佐藤浩市主演の藤沢周平作品が、NHKのTVドラマで毎週あったのを今日初めて気づいた。10/18からなので今日は7回目、来週が最終回のようであった。首席家老・桑山又左衛門(佐藤浩市)の許に、ある日、果し..
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もう一人の武蔵今日は、久々に藤沢周平の作品を紹介したい気分だ。今週、2回の出張の新幹線の中で読み終えたので紹介。「決闘の辻― 藤沢版新剣客伝」に収録されている作品は、1981年から85年にかけて、いずれも「小説現代..
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凶刃 用心棒日月抄用心棒シリーズ第4作、最終作だ。ここでも大きな魅力のひとつは、江戸時代のキャリアウーマン佐知という女性にあるようだ。主人公、又八郎と佐知は似合いの男女であるが、何処かストイックである。前三作と違うのは..