記事「講談社文庫」 の 検索結果 134 件
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第76回すずらん「お家」読書会第76回すずらん「お家」読書会 2023年5月28日(日) 参加者 あさみさん、Makiさん、河さん、みほこ みほこ ウナノハテノガタ 大森兄弟 著 中公文庫 中央公論社が2..
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第74回すずらん「お家」読書会第74回すずらん「お家」読書会 2023年3月19日(日) 参加者 みほこ、Makiさん、あさみさん (河さん) 今回は、日曜日、しかも午前中の開催でございました。 みほこ ..
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「風来忍法帖」山田風太郎著いま公開中の映画“のぼうの城”と同じ題材を扱いながら全くアプローチの違う伝奇小説。 ひとことで言えば、びっくり人間ショー。 おおまかなストーリーとしては、明らかに劣勢な城をけなげに守る美貌の姫..
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「マークスの山」(上)(下)高村薫著いくつも殺人事件が起きて犯人を追う過程と謎解きが描かれるという意味では、カテゴリーは間違いなく推理小説なのだが、むしろ焦点は、オビにも書かれている通り、「警察小説」である。 そのくらい、警察の内部、..
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「ドグラ・マグラ」(上)(中)(下)夢野久作著頭のおかしい小説。 昭和初期に探偵小説の名の元に書かれたエロ・グロ・ナンセンスぜんぶアリな巨編で、しかもネタはサイコもの。 精神病がまともに扱われてなかった時代だから、使われる用語も「キチ..
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「メロンと鳩」吉村昭著短編集である。 著者は長編では「戦艦武蔵」「破獄」など歴史や事件に取材した骨太な作品で知られるのに対して、この短編集はタイトルでイメージされるようにやや趣向を変えて叙情的なメルヘン色があふれている、..
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「空母プロメテウス」岡本好古著戦闘機や軍用艦船を舞台に、「機械と人間」を主題として、登場人物が機械に圧倒されたり制御を失ったりする短編を5本収録。 たとえば、表題作「空母プロメテウス」は、架空の巨大空母がそのバケモノのような..
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「幽霊時代」栗本薫著たいへん多作だった著者の作品の中で比較的すくない純粋なSFの初短編集。 時空理論ガチガチのハード志向ではなく、基本センチメンタル系だから、頭が良くないと読めないみたいなふいんきは無い。 テ..
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「創竜伝1/超能力四兄弟」田中芳樹著四大竜王の子孫であり転生した姿でもある四人兄弟が、人界や天界の悪と戦っていく物語であり、作者の現代日本社会に対する批判が最も直接的に表現されている作品でもある。 あ~、すいません、上はウィキペデ..
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「イビサ」村上龍著謎めいたタイトルは地中海に実在する島の名前から採られたものだ。 かつてヒッピーの聖地と呼ばれたその島のキチガイな風俗にインスパイアされて、村上龍さんが渾身のキチガイをキメまくったアッチ方面の奇作。 ..
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「今夜、すべてのバーで」中島らも著おそらく著者自身の体験を色濃く反映させつつ、アルコール依存症での入院から退院までを描いた小説である。 と書くとなんだか幻覚とか体調不良とかに覆われた、動きの少ない息苦しい小説みたいなイメージで、..
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「現代悪妻伝」梶山季之著1970年前後の代表的な流行作家による典型的な大衆小説である。 あ、1行で完結してしまった。 内容は月刊誌に連載された一話完結の短編12本で、極端な妻を持ってしまった平凡な男の、不幸なよう..
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