記事「風土記」 の 検索結果 95 件
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銅鐸の魅力 4 鹿の強い霊力(承前) 一方「占い」ではありませんが「播磨風土記」には鹿についての大変珍しい伝承が残されています。それは讃容の郡の冒頭に置かれた次のような記事です。 讃容(さよ)という所以は、大神(伊和大..
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銅鐸の魅力 2 鹿の骨で占い(承前) 日本書紀の仁徳三十八年秋七月条には、皇后と共に「菟餓野(とがの)」から聞こえてくる「鹿の声」に心を打たれた天皇が『清かにして悲し』気な声を『可怜(あわれ)』と感じ入った様子が情緒的に述べ..
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銅鐸の魅力 1 祭祀の用具?三国志の魏書・東夷伝にある「倭人」の条によれば、当時の倭国内は『其地無牛馬虎豹羊鵲(かささぎ)』という状態であったらしく虎や豹は勿論のこと、牛馬羊も生息していなかったようです。 また考古学な..
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スサノオと鉄 3 樹が鉄を作る(承前) いずれが真実を伝えているのか、その判断は読者のみなさんお一人お一人に任せることにして先へ進みます。古事記が書かれた8世紀、国内では既に有力氏族たちの勢力範囲の色分け、陣取り合戦が陰に陽に..
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スサノオと鉄 2 タタラ(承前) そして例の「ヤマタノオロチ」退治が派手に演出されることになるのですが、この退治されるオロチ君とは何者なのか、他のページでも触れたように「河川の氾濫」=つまり自然現象を象徴したものだと解釈..
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スサノオと祇園さん 1小説「田舎中学三文オペラ」の主人公が、かつて住んでいた町の名前(の一部分)が何故「天王」(てんのう)なのかと首を傾げていましたが、これについては一つの心当たりがあります。 それは、主人公も物語の..
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大化改新【教科書まとめ】◆まとめ◆ 643年 蘇我入鹿【そがのいるか】が山背大兄王【やましろのおおえのおう】を滅ぼす。 645年 大化改新【たいかのかいしん】が始まる。 ・乙巳の変【いっしのへん】 中大兄皇子【なか..
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古事記の秘密 3(承前) 夫の遺志を継いで「国史」の編纂にも力を注いだとされれている持統天皇(645~703)が、主だった豪族十八氏に対して『その祖等の墓誌』を上進せよと命じたのは五年(691)八月の事でしたが、..
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歴史書と万葉集【教科書まとめ】◆歴史書の編纂◆ 天武天皇のときから、神話や伝承、記録をもとにして天皇を中心とする歴史書の編纂が始まった。 奈良時代になって、『古事記』『日本書紀』として完成した。 ◆『古事記』◆ 『古事..
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オオクニヌシ考 2(承前) ただ、風土記は記紀同様、漢字ばっかりで味気ないこと、この上ないので、例によって筋書きだけ、それも関係のありそうな処だけ抜き出してみます。出雲国風土記には、一体どのように書かれているのか…..
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オオクニヌシ考 1 オオクニヌシは居なかった?『雲太、和二、京三(うんた、わに、きょうさん)』と聞いて心当たりのある人は、元々関西にゆかりのある方か、それともかつて学校の歴史・日本史の授業を居眠りしないで受けていた真面目?な方であるに違いな..
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2023年度 日本史B 本試験 解答番号1令和5年度(2023年度)共通テスト 日本史B 本試験 解答・解説 第1問A-1 解答番号1 正解:4 配点:3 解説: 選択肢1 誤り。 史料1や史料2から朝廷から派遣さ..
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