記事「2016年」 の 検索結果 4032 件
-
『ヴィオレット ある作家の肖像』:書くことで孤独を強める作家のジレンマ @ロードショウ・単館系東京では岩波ホールでロードショウされている『ヴィオレット ある作家の肖像』。 この劇場は苦手なので、できれば別のところでみたいなぁ、と思っていたところ、帰省中の大阪でもロードショウされることを知..
-
『禁じられた歌声』:武装集団は村を静かに支配弾圧蹂躙していく @ロードショウ・単館系『ひつじ村の兄弟』に引き続いて、お隣のスクリーンで鑑賞したのがこれ、『禁じられた歌声』。 西アフリカ・マリ共和国の古都ティンブクトゥ近郊の村を舞台に、イスラム系武装集団が穏やかなイスラム教の村を..
-
『ひつじ村の兄弟』:ある種の神話性や寓意を感じる老兄弟の物語 @ロードショウ・単館系2016年のロードショウ鑑賞作品第1作目はアイスランド映画『ひつじ村の兄弟』。 アイスランド映画といえば2014年公開の『馬々と人間たち』が鮮烈な印象を残しています。 さて、映画。 アイ..
-
『独裁者と小さな孫』:自らが作り出した地獄巡りへ、ようこそ @ロードショウ・単館系2015年最後の劇場鑑賞作品はモフセン・マフマルバフ監督がジョージア(旧国名:グルジア)で撮った『独裁者と小さな孫』。 モフセン・マフマルバフ監督といえば、アッバス・キアロスタミと並んで、80~..
-
『あの頃エッフェル塔の下で』:少々バランスを欠く我が青春の三つの思い出 @ロードショウ・単館系『クリスマス・ストーリー』で注目したアルノー・デプレシャン監督の新作『あの頃エッフェル塔の下で』、ロードショウで鑑賞しました。 デプレシャン監督作品は他に『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』..
-
『天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏』:春子は最後まで荘厳だったよ @ロードショウ・単館系大阪・天王寺動物園で60年の長きにわたり飼育され、お客さんを幸せな気持ちにしてくれたアジアゾウ・春子。 そのゾウの春子の最期の夏までの2年を撮ったドキュメンタリー映画『天王寺おばあちゃんゾウ 春..
-
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:原点回帰の冒険譚と因縁噺 @ロードショウ・シネコン『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、ロードショウで鑑賞しました。 第1作『スター・ウォーズ』が1977年製作(日本公開は翌年夏)、第3作『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』が1983年製作だか..
-
『ブリッジ・オブ・スパイ』:まだ紳士的だった冷戦下の『大いなる幻影』 @試写会スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』、試写会で鑑賞しました。 スピルバーグ監督の前作『リンカーン』は未見なので、『戦火の馬』以来の鑑賞です。 おっと、これもDVDだっ..
-
『クリード チャンプを継ぐ男』:原点回帰、それは存在意義を証明すること @試写会1976年製作の『ロッキー』から約40年、『ロッキー・ザ・ファイナル』から9年。 「新章、始まる」と銘打ったスピンオフ作品『クリード チャンプを継ぐ男』、試写会で鑑賞しました。 「クリードって..
-
『海難1890』:救難1895 日本トルコ友好の架け橋 @ロードショウ・一般劇場東映のお正月映画『海難1890』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は『利休にたずねよ』『サクラサク』の田中光敏。 あまり上手い監督ではないなぁと思っているのだけれど、デビュー作『化粧師 KE..
-
『マイ・ファニー・レディ』: ボグダノヴィッチ復活の抱腹コメディ @2014年東京国際映画祭昨年の東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門にて上映されたピーター・ボグダノヴィッチ監督の新作『シーズ・ファニー・ザット・ウェイ』が『マイ・ファニー・レディ』のタイトルで待望の公開。 映画祭で..
-
『007/スペクター』:ボンドも生きづらい世の中になったのかしらん @ロードショウ・シネコンダニエル・クレイグが007ジェームズ・ボンドになっての第4作目『007/スペクター』、ロードショウで鑑賞しました。 前作『007/スカイフォール』でボンドの生い立ちがストーリーの全面を占めるよう..