記事「AQAL」 の 検索結果 611 件
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二者択一論と慣性系 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑮~フロムは 本書で「二者択一的決定論」(P140・P141)を挙げているのですが これは〝選べる運命は2つしかない(打開[冒険]を選ぶか 現状維持[場合により崩壊]を選ぶか)〟と言うほどは限定した..
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器質的遺伝と 内面の科学 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑭~ブーメリティス(私が挙げる一例)でおなじみの問題について 「いかなる所与の社会にも固有の構造があり、それを分析することが重要」 (P137) と、フロムは主張しています♪ 〝(左..
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〝立派な〟=〝深いハートから(の)〟 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑬~率直に読み進めると、よくわからない箇所がありました。 「何者にもならないようだったら、立派な犯罪者になったほうがまし」 (P126) 現在の〝過激で非視点的な狂気を有する(マヒした..
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器質的要因は意外と少ない ~フロム「聴くということ」と 私 ⑫~フロムが紹介しているフロイト理論の中で 「体質(器質・遺伝)的要因 と 環境的要因は、連続している――比重がケースごとに異なっている」 (p97) という視点を、セラピーそして日常的な実践..
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環境が実践を導く!? ~フロム「聴くということ」と 私 ⑪~前回の〝器質・環境・実践〟は 困難で安定しない先天的な〝器質=体質〟の持ち主でも、〝環境が良ければ より良くいられる〟可能性が高いことを示しています。 それが、成長への種々実践活動(なりた..
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器質・環境・成長 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑩~フロムが挙げる フロイトの〝セラピーに関する条件(項)〟は ――(P23)より 「 」内 「心的外傷(トラウマ)の影響」・・・環境によるもの 「本能的欲動の体質的強さ」・・・先天的な器..
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脳構造(器質)の変容のヴィジョン ~フロム「聴くということ」と 私 ⑨~前回の〝どんな脳構造でも成長できる〟視点は できないのではないか? と思われがちですが ひとまず、なぜそう証明されているとまで言ってしまえるのか? を脱構築 (可能性を指摘) しますと ..
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脳構造(器質)は〝変容する〟 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑧~ケン・ウィルバー「進化の構造」からお馴染の〝(世界の)四象限図〟の〝右上象限〟に注目しましょう。 〝脳の構造は、変化するのです!〟 これを〝器質が悪いものならば、そもそも変化しないだろ..
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夢の分析の必要性 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑦~曖昧に言われる〝狂気〟という類の何かに〝肩入れすること〟ではなく 〝自分の無意識に責任を取る方法として夢分析をする〟ことが 私、そしてフロムがオススメする方法です♪ (リフレクシ..
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曖昧にする人は弱い人 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑥~フロムは、〝自分は悪くない〟という 単なる自己防衛的な証明を固めている人について 〝罪悪感を感じていて 認めたくないから 他者を威圧する〟という風に 語っています。 (〝〟内[のフロム..
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良性のものが一般的 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑤~フロムが、多かれ少なかれ〝現代人につきものの統合失調症〟として 解決に頭を悩ませてきたものは フロム本人が〝良性〟と言っている症状なら〝統合される(治る)見込みが高い〟と、大々的に本書にてウィジ..
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ちまたの〝狂気〟に〝応じない〟 ~フロム「聴くということ」と 私 ④~前回より 〝現代社会の物質消費主義にどっぷり浸かっている限り、所有なき自由の感性は得られにくい〟 と言えました。 ILP的な〝自由の感性=瞑想 が得られることで、成長が加速される..