記事「DB」 の 検索結果 3049 件
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漱石俳句db 2498 僧のくれし此饅頭の丸きかな僧のくれし此饅頭の丸きかな (そうのくれしこのまんじゅうのまるきかな) 前へ 次へ ・2495-2499の五句は富沢敬道宛書簡に記されたが、これらの句の前に「饅頭を..
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漱石俳句db 2497 吾心点じ了りぬ正に秋徳山の故事を思ひ出して 吾心点じ了りぬ正に秋 (わがこころてんじおわりぬまさにあき) 前へ 次へ ・「徳山の故事」は『碧巌録』第四則「評唱」にある茶店の老婆と徳山の..
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漱石俳句db 2496 饅頭は食つたと雁に言伝よ饅頭は食つたと雁に言伝よ (まんじゅうはくつたとかりにことづてよ) 前へ 次へ ・2495-2499の五句は富沢敬道宛書簡に記されたが、これらの句の前に「饅頭を沢山..
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漱石俳句db 2495 饅頭に礼拝すれば晴れて秋饅頭に礼拝すれば晴れて秋 (まんじゅうにれいはいすればはれてあき) 前へ 次へ ・2495-2499の五句は富沢敬道宛書簡に記されたが、これらの句の前に「饅頭を沢山..
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漱石俳句db 2494 まきを割るかはた祖を割るか秋の空まきを割るかはた祖を割るか秋の空 (まきをわるかはたそをわるかあきのそら) 前へ 次へ ・鬼村元成り宛書簡にはこの句の前に「富沢さんが薪折をしてゐるといふ事を云つて..
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漱石俳句db 2493 いたづらに書きたるものを梅とこそ春風未到意先到 いたづらに書きたるものを梅とこそ (いたづらにかきたるものをうめとこそ) 前へ 次へ ・前書きは「春風未だ到らず、意先ず到る」。 ・全集(大6)が..
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漱石俳句db 2492 煮て食ふかはた焼いてくふか春の魚網得魚蝦春水清 煮て食ふかはた焼いてくふか春の魚 (にてくふかはたやいてくふかはるのうお) 前へ 次へ ・前書きは「網して魚蝦を得れば春水清し」。「魚蝦」はサカナと..
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漱石俳句db 2491 風呂吹きや頭の丸き影二つ禅僧二人を宿して 風呂吹きや頭の丸き影二つ (ふろふきやあたまのまるきかげふたつ) 前へ 次へ ・禅僧二人は、神戸市祥福寺の鬼村元成、富沢敬道のこと。二人が漱石宅に..
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漱石俳句db 2490 秋となれば竹もかくなり俳諧師秋となれば竹もかくなり俳諧師 (あきとなればたけもかくなりはいかいし) 前へ 次へ ・全集(昭10)が「画賛 九月」として収める。また別に同じく画賛であるが、「秋と..
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漱石俳句db 2489 秋立つ日猫の蚤取眼かな秋立つ日猫の蚤取眼かな (あきたつひねこののみとりまなこかな) 前へ 次へ ・「蚤取眼」は蚤をさがす時のように、取り逃がすまいと気を配って見る目つき。 ・全集(昭..
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漱石俳句db 2488 棕櫚竹や月に背いて影二本棕櫚竹や月に背いて影二本 (しゅろちくやつきにそむいてかげにほん) 前へ 次へ ・全集(大6)が「自画賛 九月八日」として収める。 著作権・リンクについて
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漱石俳句db 2487 萩と歯朶に賛書く月の団居哉萩と歯朶に賛書く月の団居哉 (はぎとしだにさんかくつきのまどいかな) 前へ 次へ ・「月の団居」は月見の団欒。団居は車坐になって坐ること。この句の画賛が『夏目漱石遺..