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電力会社の変更・乗り換え比較するなら!おすすめランキング一覧

2016年に電気小売事業への参入が全面自由化されました。

それまでは東京電力や関西電力など、いわゆる「大手地域電力会社(一般電気事業者)」としか契約できませんでしたが、電力自由化によって様々な企業が電力事業に参入できるようになり、私たち消費者が契約できる電力会社を選ぶことができるようになりました。

家計の中でも大きなウエイトを占める電気料金。できるだけ、電気料金を抑えたいと考えるのは当然です。

ここでは電力自由化により参入してきた「新電力」を中心に、おすすめの電力会社をランキングで紹介します。

新電力とは?

「新電力」とは、2016年の電力の小売全面自由化以降に新たに参入した電力会社のことを指します。電力事業を所管する経済産業省のサイトでは以下のように定義されています。

新規参入の小売電気事業者(2016年(平成28年)3月末までの一般電気事業者以外の小売電気事業者)を指しています。
引用:電力小売全面自由化に関するよくあるご質問と回答集 | 電力・ガス取引監視等委員会

「一般電気事業者」とは東京電力や関西電力といった、従来からの「大手地域電力会社」のことです。現在は制度の変更に伴い「旧一般電気事業者」と呼ばれています。

電気を販売するためには「小売電気事業者」として経産省に登録申請する必要があります。

この登録を受けている会社の中で、(旧)一般電気事業者を除く会社のことを新電力と定義しています。

新電力の一番のメリットは、大手地域電力会社(旧一般電気事業者)よりも電気代を安く抑えられる点です。新電力の送電網は大手電力会社が保有するものを使用していますが、これまでと同じ品質の電気をより安く利用することができるのが特徴です。

インターネットやガスなどの事業を展開している会社では、セット割などの割引を受けられるのも嬉しいところです。

その他、自社火力発電を保有していない新電力では環境に配慮した電気を供給している会社も多くあり、環境問題に貢献できるのも魅力といえます。

電力会社の選び方3つのポイント

新電力の参入により顧客獲得競争も激しくなっています。一方、利用する側としては自分の生活に最適な会社と契約することが大切です。

電力会社を比較する際に抑えておきたいポイントは、主に以下の3点です。

  • 電気料金
  • 顧客対応
  • エコ・地域貢献

①電気料金

一番わかりやすいポイントが電気料金でしょう。利用量や利用方法が全く同じでも、年間で数万円の差が出ることもあります。多くの電力会社の電気料金を比較して、できるだけ節約につなげたいものです。

②顧客対応

申し込みや契約変更のための顧客対応も抑えておきたいポイントです。電話連絡などをしてみてもなかなか繋がらないといったら困ります。実際「20分待っても繋がらない」という電力会社もあるようです。

メールの対応に数週間かかる電力会社の情報も報告されています。中には「結局メールの返信が無かった」というとんでもない会社もあるようです。メール対応は最低でも1~2日での返信は欲しいものです。

顧客対応の情報は、インターネットの口コミ情報などで確認しておくようにしましょう。

③エコ・地域貢献

発電方法は、各電力会社によって異なっています。環境にやさしい再生可能エネルギーを中心とした、エコな電気を購入できるプランも多くの電力会社で登場しています。特に自社で発電所を保有しない新電力では、この傾向が強くなっています。

「エコ」と聞くと料金が高いというイメージがありますが、大手電力会社より大幅に安い料金で環境負荷がより小さい電気を売っている新電力も少なくありません。「環境」と「節約」を両立させることも十分可能です。「エコ」により環境問題に取り組むことができます。

また、地元地域の電力会社を選択すれば地域振興につなげることもできます。電気の「地産地消」を大きく宣伝している会社もあります。

電力会社の比較一覧

表はスライドしてご覧いただけます
サービス名 基本料金(税込) 従量料金(税込) 対応エリア
Looopでんき
(おうちプラン)
無料 24.6円 北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国、四国、九州
エルピオでんき
(スタンダードプランS)
1,086.8 円 第一段階18.84円
第二段階23.03円
第三段階25.78円
関東、東北、中部、北陸、関西、中国、四国 九州
リミックスでんき
(電気代割引プラン)
271.7円 第一段階18.88円
第二段階25.15円
第三段階29.04円
北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国、四国、九州
あしたでんき
(標準プラン)
無料 26.00円 関東、東北、中部、関西、中国、九州
ENEOSでんき
(東京Vプラン)
1,144円 第一段階19.88円
第二段階24.54円
第三段階26.22円
北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、四国、九州
おうちでんき 1,144円 第一段階19.68円
第二段階26.21円
第三段階30.26円
北海道、関東、東北、中部、関西、中国、四国、沖縄
シン・エナジー
(【夜】生活フィットプラン)
629.2円 17.98円(22:00~7:00)
26.09円(8:00~9:00)
33.50円(9:00~18:00)
26.09円(18:00~22:00)
東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国 九州、沖縄

※基本料金は、40A・東京の場合で比較 ※従量料金は東京の場合で比較

電力会社おすすめランキング

1位:Looopでんき(おうちプラン)

  • 基本料金無料
  • 従量料金は1段階
  • ガスとのセット申込(関東エリアの都市ガス)でお得に

<料金プラン(税込)(東京の場合)>

基本料金 0円
従量料金 26.4円

2011年4月、東日本大震災の被災地に太陽光発電の無償設置を実施したことがきっかけとなり、設立された会社が「Looop」です。2015年に大規模需要家向けの高圧小売サービスを開始。次いで2016年に一般家庭や小規模ビジネス向けの低圧小売サービスを開始しました。

基本料金無料、1段階の従量料金とシンプルでわかりやすい料金プランが好評です。使用した分だけ請求されますので、節約効果もわかりやすくなっています。ただし一人暮らしの人や電気使用量が少ない家庭では、他社と比較した場合、料金が高くなることもありますので事前に確認しておきましょう。

2位:エルピオでんき(スタンダードプランS)

  • 従量料金が安い
  • LPガスとのセット割での割引
  • 安心駆けつけサービス

<料金プラン(税込)(東京の場合 契約電流アンペア40Aの場合)>

基本料金 1,086.8円
従量料金 ・120kWhまで:18.84円
・121kWhから300kWhまで:23.03円
・301kWh以上:25.78円

北海道、沖縄を除く全国でLPガスの販売を手がける「株式会社エルピオ」が運営する新電力が「エルピオでんき」です。広告費や過剰な人件費などを削減し、その分、低価格を実現しています。

LPガスとのセット割で毎月100円の割引を受けることができます。「安心駆けつけサービス」で、24時間365トラブル対応してくれますので、いざという時でも安心です。

    3位:リミックスでんき(電気代割引プラン)

    • 東証2部上場企業の新電力
    • 120kWh以下の料金での業界最安値
    • 独特のプラン

    <料金プラン(税込)(東京の場合 従量電灯Bの場合)>

    基本料金 271.70 円/10A
    従量料金 ・第一段階(120kWhまで):18.88円
    ・第二段階(120kWhを超え300kWhまで):25.15円
    ・第三段階(300kWhを超えた場合):29.04円

    東証2部上場の「株式会社リミックスポイント」が小売電気事業者として登録した新電力会社が「リミックスでんき」です。「株式会社リミックスポイント」は小売電気事業の他、中古車販売業や仮想通貨交換所の運営などを手掛けています。

    基本料金・従量料金とも大手電力会社に比較して安く設定されています。特に120kWh以下の料金では業界最安値を誇っています。

    5%の割引分を、仮想通貨で還元できるプランなど、独特のサービスも人気となっています。

      4位:あしたでんき(標準プラン)

      • 基本料金無料
      • 二段階認のシンプルな従量料金
      • 生活スタイルに合わせた2種類のプラン

      <料金プラン(税込)(東京の場合)>

      基本料金 無料
      従量料金 ・120kWhまで:26.00円
      ・121kWh~300kWh:26.00円

      「東京電力ホールディングス」のグループ会社である「TREND」が運営する新電力が「あしたでんき」です。「暮らしのサービスアワード」の急増新電力部門で第一位に選ばれた実績があります。

      基本料金が無料、従量料金が2段階の一律(実質は同料金)となっており、安くてわかりやすい料金体系が人気。時間帯ごとに電気の使用量がわかるようになっているマイページ機能も魅力です。

      5位:ENEOSでんき(東京Vプラン)

      • 自社発電施設からの供給で低コストを実現
      • ENEOSカード割引・にねんとく2割などの独自の割引サービス
      • 電気の使用量が多いほどおトクになる料金形態

      <料金プラン(税込)(東京の場合 従量電灯B・40Aの場合)>

      基本料金 1,144.00円
      従量料金 ・120kWhまで:19.88円
      ・121kWh~300kWh:24.54円
      ・300kWhを超えた場合:26.22円

      ガソリンスタンド名として有名な「ENEOS」が運営するのが「ENEOSでんきです。「ENEOS」は2003年に電気事業に参入し、オフィスビル、倉庫、学校、レジャー施設などに電気を供給。次いで2016年4月に「ENEOSでんき」として家庭向けの電気販売を開始しました。

      全国30ヵ所以上の発電施設からの供給を主力としており、その分、比較的低コストでの料金設定となっています。ENEOSカードでの電気料金支払いで、通常のカード割引に加えてガソリンや灯油が1円/L割り引かれるサービスが魅力です。

      6位:おうちでんき

      • 従量料金が1%割引
      • ソフトバンク契約のスマホ・光回線につき月100円割引
      • 初回月分無料などのキャンペーンが随時展開

      <料金プラン(税込)(東京の場合 従量電灯B・40Aの場合)>

      基本料金 1,144円
      従量料金 ・120kWhまで:19.68円
      ・121kWh~300kWh:26.21円
      ・300kWhを超えた場合:30.26円

      ソフトバンクが運営する新電力が「ソフトバンクでんき おうちでんき」です。従量料金は旧一般電気事業者より一律1%割引されます。ソフトバンクで契約中のスマホ・光回線1回線につき月100円割引など、ソフトバンクユーザーにおすすめです。

      初回月分無料といったキャンペーンも随時行っていますので、ソフトバンクユーザー以外でもお得なチャンスもあります。

      7位:シン・エナジー

      • 初期費用0円
      • ライフスタイルに応じた3つの電力プラン
      • JALのマイルを貯めることができる

      <料金プラン(【夜】生活フィットプラン)(税込)(東京の場合 40Aの場合)>

      基本料金 629.2円
      従量料金 ・22:00~翌朝7:00:17.98円
      ・8:00~9:00:26.09円
      ・9:00~18:00:33.50円
      ・18:00~22:00:26.09円

      「シン・エナジー株式会社」が運営している新電力が「シン・エナジー」です。「シン・エナジー株式会社」は、元々「洸陽電機」として、1993年に関西で設立された会社です。太陽光発電、地熱発電、水力発電、バイオマス発電といった純国産の再生可能エネルギーを開発しています。

      生活スタイルに応じた3つの電気プランが用意されています。例えば「【夜】生活フィットプラン」では日中は不在で夜の電気使用量が多い方向けに、夜間の電気料金がお得になる、といった感じです。

      ランキングの根拠
      40A・東京の場合での電気料金が安くなる順位

      電力会社選択時の3つの注意点

      「安い、魅力的な電力会社を見つけたので契約したい」と思ったあなた。少し待って下さい!

      契約前には少なくとも次の3つの注意点は抑えておきましょう。

      • 対応エリア
      • プラン
      • サポート体制

        ①対応エリア

        そもそも電力会社が供給エリア外の場合、契約することができません。対応できるエリアは必ず確認しておきましょう。

        ②プラン

        電力会社が取り扱うプランも必ず確認しておきましょう。主には「従量電灯プラン」「定額料金制プラン」「時間帯別プラン」「基本料金ゼロプラン」などがあります。家族構成や生活スタイルなどに応じたプランでの対応が可能の電力会社を選ぶ必要があります。以下にプラン別のポイントを見てみます。

        従量電灯プラン

        初めての契約で、月々の使用量がわからないというケースでは「従量電灯プラン」を選ぶのが基本といえます。従量電灯プランは、基本料金に加え、電力使用量に応じて課金されていくプランのことです。100kWhまでは約20円/kWh、200kWhまでは約25円/kWh、200kWh以上は約28円/kWhといった感じで、3段階で1kWhあたりの料金が設定されているのが主流となっています。第1段階、第2段階、第3段階と電気の使用量が増えるほど、1kWhあたりの単価が上がっていきます。

        ただし、電力使用量が多いほどお得になる性質上、毎月の使用量が300kWh未満の場合は、大きなメリットを得られない点はおさえておきましょう。

        定額料金制プラン

        毎月の使用量が同じ人や、二世帯などの大家族なら「定額料金制プラン」がおすすめです。その名の通り、毎月一定の料金を支払うプランが「定額料金制プラン」です。例えば、300kWhまで2,000円など、電力使用量ごとに料金が設定されています。毎月の使用量がそれほど変わらず同じなら、料金を気にしなくて済むうえ、支払額も一定でわかりやすいといえます。

        ただし、定額量を超えると追加で料金が発生する場合や、逆に使用量が少なくても毎月同じ費用が発生する点には注意が必要でしょう。

        時間帯別プラン

        日中家にいない人やオール電化の家庭は「時間帯別プラン」がおすすめです。時間帯別プランとは、昼間は22円/kWh、夜間は11円/kWhといった感じで、時間帯によって料金が変わるプランのことです。どの時間帯の料金がお得かは、プランによって異なりますので、生活スタイルに当てはめてみましょう。

        例えば、昼間は家におられない場合は夜間の料金が安いプランを選ぶとかなりお得感がでます。時間帯だけでなく、季節や曜日によって料金が異なるプランを扱っているサービスもあります。

        時間帯別プランはオール電化の家庭にもおすすめといえます。オール電化の家庭でお湯を沸かすのに使われる「電気温水器」は、夜間を中心に稼働します。そのため、夜間の料金が安いプランを選ぶことで、電気代がお得になります。ただし日中も電気を使う場合は料金が高くなることもあるので気をつけましょう。

        基本料金ゼロプラン

        アンペア数が高いプラン、概ね50~60A程度を使用する家庭では「基本料金ゼロプラン」がおすすめです。通常の従量電灯プランは、50Aなどの高アンペアの場合、基本料金が高くなりがちですが、基本料金ゼロプランであれば、電力使用量に応じた料金を支払うだけです。その分、電気代を安く抑えることができます。

        ただし、基本料ゼロプランでは、使用量に関係なく一律で1kWhあたりの料金が設定されていることに要注意です。使用量が少ない一人暮らしなど使用電力が低い場合は、通常の従量電灯プランより料金が高くなってしまいます。

        ③サポート体制

        停電などのトラブル時にしっかりしたサポートが受けることができるかも確認しておきましょう。最適なのは「24時間対応可能」としている先です。

        最低でも「土日祝日対応可能」という条件はクリアーしておきたいものです。

        万が一停電してしまったときに、連絡がなかなかつかないと日常生活にも大きな影響が出てしまいます。季節によっては、暖房や冷房が使えず、体調にも影響することも懸念されます。緊急時にできるだけ早急に連絡が取れる会社を確認しておくべきです。

        なお「新電力」の場合、「料金が安い分、停電のリスクも上がるのでは?」と不安に思われる方もおられるかもしれません。しかし、新電力を利用している間も、発電や送電は大手電力会社が担当しているので、基本的に「新電力だから停電のリスクが高い」ということはありません。

        電力会社乗り換えの手順

        電力会社を乗り換える手続きの流れは、一般的に次のようになります。

        1. 「電気ご使用量のお知らせ」などを用意する
        2. 自分にあった電力会社を選択する
        3. 料金シュミレーションで確認
        4. WEBなどから申込

          ①「電気ご使用量のお知らせ」などを用意する

          現在契約している電力会社から送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」を用意します。「検針票」などの名称の毎月の電気代の明細書です。WEB明細書に切り替えておられる場合は、電力会社のホームページの「会員ページ」などから確認できます。

          ②自分にあった電力会社を選択する

          自分のニーズ・価値観・ライフスタイルなどに応じた電力会社の情報を入手して、どこに乗り換えるのかを決めます。できるだけ多くの情報を比較・検討するようにしましょう。電力会社を選ぶ基準には、以下のようなものがあります。

          • 料金
          • 対応エリア
          • プラン形態
          • 価値観(地域に貢献している、エコに貢献できる など)

          ③料金シュミレーションで確認

          電力会社を比較する際、一番のポイントである「料金」。気になる電力会社のホームページで料金シュミレーションを試してみましょう。あくまで参考値ですが、自分がイメージする料金に合致できるか確認しておきましょう。

          ④WEBなどから申込

          ホームページなどからの乗り換えの申込を行います。基本的には、現在契約中の電力会社への解約届けは不要となっており、必要情報を入力していけば、意外と簡単に申込を行うことができます。

          通常は、申込から約3週間前後で、乗り換え手続きが完了します。不明な点はコールセンターなどに連絡して確認するようにしましょう。

          電力会社乗り換えの3つのデメリット

          電力会社の乗り換えには、電気料金が安くなるなど、基本的に多くのメリットがあります。しかし、いくつかのデメリットもありますので、注意しておく必要あります。

          そのデメリットは主に次の3点です。

          • 電気料金が割高になるケースがある
          • 解約違約金がかかる場合がある
          • 支払い方法が限定的になる場合がある

            ①電気料金が割高になるケースがある

            乗り換えによって逆に電気料金が高くなってしまっては元も子もありません。特に自分の生活スタイルなどには注意しておかなくてはいけません。電力使用時間帯、家族数などで乗り換えによって電気料金が高くならないように、事前にシュミレーションなどで確認しておくようにしましょう。

            ②解約違約金がかかる場合がある

            乗り換えによって、現在の電力会社に対する解約違約金が発生する場合もあります。一時的な解約違約金を支払っても将来的に有利になるかどうかを検討しておきましょう。

            ③支払い方法が限定的になる場合がある

            「新電力」は基本的にはコンビニ払いに対応していません。対応していたとしても、数百円の手数料が必要となる場合もあります。乗り換え先の電力支払い方法が、自分の状況にあっているのかも確認しておきましょう。

            電力会社に関するQ&A

            電力会社の契約先が分からないときはどうすればいいの?

            現在契約している電力会社が分からない場合、まずは以下の4点を確認してみましょう。

            1.電気ご使用量のお知らせ・検針票 毎月電力会社から発送される電気代や電力使用量などが記載されている書類です。ただしWEB明細に切り替えている場合は、これらの書類は発送されないことが多いです。
            2.請求書 電気代をコンビニや銀行で支払うための請求書です。
            3.PC・スマホのメール履歴 電力会社との契約の際、連絡用のメールアドレスを登録している場合があります。電力会社から定期的に案内メールが送信されるケースもあります。
            4.引き落とし履歴 電気代を銀行口座からやクレジットカードでの引き落としで支払っている場合、支払先の電力会社が確認できる可能性が高いです。ただし電力会社名義で引き落としがされていないこともありますので、その時は銀行やクレジット会社に問い合わせてみましょう。

            これでも契約先が分からないという場合は、最終手段としてお住まいの大手電力会社に問い合わせてみましょう。何らかのヒントが出てくるかもしれません。

            電力会社を乗り換えると必ず安くなる?
            従来の大手電力会社から新電力に乗り換えると、電気料金が安くなる可能性が高いです。但し、プラン内容によっては逆に高くなる可能性もゼロではありません。自分の生活スタイルなどに応じて、事前シュミレーションなどで確認するようにしましょう。
            電力会社のシュミレーション方法とは?

            電力会社のホームページでは、電力会社を乗り換えた際の電気料金を試算できるシュミレーションツールが準備されています。主な入力項目は以下の通りです。

            • 契約中の電力会社
            • 料金プラン
            • 契約電流
            • 対象月
            • 月間使用料 など

            入力時には、「電気ご使用量のお知らせ」「検針票」「Web版のご利用明細」などを準備しておけば、スムーズにシュミレーションできますので事前に準備しておきましょう。

            電力会社の乗り換え前には、できるだけこのようなシュミレーションツールで料金などの確認を行うようにしましょう。

            新電力に変更しても、停電はしない?
            新電力に乗り換えたとしても、停電になりやすい、ということはありません。契約した新電力で電気の供給が間に合わなくなってしまったとしても、大手電力会社から電力供給を受けられる仕組みとなっています。
            電力会社のキャンペーンとは?

            各電力会社は顧客獲得のために、キャンペーンを実施しています。例えば以下のようなキャンペーンを随時実施しています。

            • ガス料金などとのセット割引キャンペーン
            • キャッシュバックキャンペーン
            • 単身者向けキャンペーン
            • オール電化キャンペーン など

            当然、キャンペーン内容や実施時期は電力会社により異なっています。電力会社の乗り換えを検討している方は、これらのキャンペーン情報も逐次確認するようにして、チャンスを逃さないようにしておきましょう。

            賃貸住宅でも電力の乗り換えは可能ですか?

            基本的に、マンション・アパートなどの共同住宅を含んだ、賃貸住宅で電力会社の乗り換えは可能です。

            ただし、マンションなどで「高圧一括受電契約」となっている場合は乗り換えることができません。「高圧一括受電契約」とは、マンション1棟全体で電力会社と契約をすることです。この場合、電力の明細書や請求書は、マンションの管理会社や大家から発送されます。明細書や請求書が電力会社から直接発送される場合は、高圧一括受電契約ではないと判断できますので、電力会社の乗り換えは可能です。

            賃貸契約書などにこの点が明記されていることが多いので確認してみましょう。

            電力会社の乗り換えでは工事が必要ですか?

            電力会社の乗り換えは、インターネットのプロバイダを変更するのと似ています。形式的に契約先を変更するだけで、電気は今までと同じルート(電線)を通って同じように送られてきます。つまり、基本的には新たに配線を引き込むといった電気工事は不要となっています。

            ただし現在、電力会社の乗り換えの場合、「スマートメーターへの交換」が必要となるケースが多くなっています。「スマートメーター」とは、新しい電力量計のことです。通信機能があり、遠隔地からの検針が可能になるほか、30分ごとの電気使用量を計測できるなどのメリットがあります。スマートメーターの設置は、今後、原則的にはどの家庭においても行われることになっており、電力会社の乗り換えのタイミングなどで設置が進められています。設置費用は基本無料ですので、工事費用などは発生しません。