今すぐにお金を借りるには、質屋や買取ショップを除くと消費者金融の一択になります。それ以外の金融機関ではすぐに借りることができません。
銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を申し込んでも、申し込み当日中に借りるのはほとんど不可能です。
今すぐお金借りるなら消費者金融
消費者金融は他の金融機関と融資スピードが違う
今すぐお金を借りたい人におすすめなのは、大手の消費者金融です。それ以外の方法では実際にお金を手にするまでに時間がかかってしまいます。
申し込みした当日中のお金を借りる「即日融資」に確実に対応していると言えるのは消費者金融だけです。銀行の融資は早くて翌営業日になります。
申し込みからお金を借りるまでの時間の目安
方法 | 申し込みから融資までの時間の目安 |
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クレジットカードのキャッシング枠 | 10日~14日 |
日本政策金融公庫など国から借りる | 1ヶ月~2ヶ月 |
生活福祉資金貸付制度など市町村から借りる | 1ヶ月~2ヶ月 |
従業員貸付制度など会社から借りる | 2週間~3週間 |
不動産を担保にお金を借りる | 2週間~1ヶ月 |
銀行のカードローンで借りる | 最短で翌営業日 |
消費者金融業者で借りる | 最短即日 |
クレジットカードのキャッシング枠は、元からサービスとして付帯されていないときには、改めて申し込みをして審査が必要になります。そのときには、早くても10日くらいは要します。
公的融資は金利が低いですし、安心感がありますが、融資までは相当の時間がかかります。早いのは銀行のカードローンですが、これも最短でも銀行の翌営業日になります。
一方、消費者金融業者のカードローンなら、多くの業者で審査は30分から1時間程度で完了します。審査に通過できれば、すぐにお金を借りることが可能です。
「即日融資可能」と記載されている業者へ
今すぐお金を借りるという場合には、おおよそ消費者金融の一択となりますが、注意したいのは業者によっては審査に時間がかかるケースがあるという点です。
そのため、公式サイトに審査にかかる時間や融資スピードが記載されているものを選びましょう。
消費者金融では抵抗感を覚えるという人も多いでしょう。銀行のカードローンのほうが安心感があるというのは無理もない話です。
銀行のカードローンも、即日融資をしていたことがありますが、金融庁から過剰融資を指摘されたことから2018年に即日融資を停止しています。
これまでは銀行カードローンも最短即日融資が可能でしたが、現在は即日融資はできません。参照:マネープランニング( お金借りる )
審査の結果そのものは申し込み当日に回答される銀行もありますが、実際の利用開始は翌営業日となっています。
そのため、今すぐにお金が必要なときには銀行ではなく消費者金融のカードローンに申し込みしましょう。
自動契約機のある業者がおすすめ
スピーディに融資を受けるには、大手の消費者金融がおすすめです。というのも、大手になると自動契約機が全国に設置されているからです。
自動契約機で申し込みするとローンカードがその場で発行され、併設されているATMから出金が可能です。
わざわざ契約機の場所まで行く必要がありますが、申し込みや契約、融資まで最も手軽で分かりやすい方法です。
分からないことがあったときには、備え付けの電話ですぐにオペレーターに問い合わせることが可能です。
大手の業者は、今まで消費者金融や銀行のカードローンに申し込んだことがなく、初めて利用するという人の対応に慣れています。
融資までの早さが売り物というのは業者のほうも非常に良く分かっており、こちらの事情に合わせて柔軟に対応してもらえます。
自動契約機を使わずに申し込みをしても、即日での融資は可能です。すべてインターネットで済ませて、自分の銀行口座に振込融資してもらう方法です。
ただ、これには銀行の営業時間が関わってきます。
銀行の営業時間は午後3時までですので、遅くとも平日の午後2時くらいまでには契約手続きを完了させる必要があります。
また、土日祝日は銀行は営業していないので、銀行口座への振込融資はできません。
自動契約機でローンカードを発行してもらうという方法なら、午後8時くらいまでに契約機から申し込みを始めていればその日のうちに契約できます。
ローンカードがあれば、契約機併設のATMやコンビニなどの提携ATMで現金を引き出せるので、土日祝日でもお金を借りることができます。
急ぎの融資なら大手の消費者金融業者を選びましょう。
大手5社のタイムリミット
即日融資が可能な大手の業者として、アコム・アイフル・プロミス・SMBCモビット・レイクALSAの5社については、多くのネットユーザーが様々な観点から調査しています。その結果によると、各社で即日融資を受けるタイムリミットに若干の違いが見られます。
平日の場合
通常の時間帯での審査時間
アコム | 1時間以内 |
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アイフル | 電話:20分、インターネット:30分 |
プロミス | 1時間以内 |
SMBCモビット | 1時間以内~2時間 |
レイクALSA | 1時間以内 |
多くの業者で、午後から申し込みが増えて夕方から混雑する傾向があります。「なるべく午前中が望ましい」というのは、どの業者に申し込む場合でも言えることです。
インターネットでの受け付けは24時間実施されており、夜の時間帯のうちに申し込みをしておくと、翌日の午前9時から順次審査され、おおよそ午前中には審査が終わり、在籍確認の連絡を申込者の職場にします。
お金が必要であることが判明するのが夜中であることは良く起こるケースです。
そのときには「明日になってから申し込めばいい」と考えるのではなく、そのときネット申し込みだけ済ませておくと翌日の審査から契約までスムーズに進みます。
即日融資を受けられるタイムリミット
アコム | 午後9時30分までに来店 |
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アイフル | 午後9時までに来店 |
プロミス | 午後9時までに来店 |
SMBCモビット | 午後6時 |
レイクALSA | 午後9時までの店舗手続き |
注意したいのはSMBCモビットです。ここだけ審査時間が早く終わります。
表中の「来店」というのは無人契約機を含みます。おおよそ、午後9時までに無人契約機で申し込み手続きを始めていれば即日融資が可能と考えていいでしょう。アコムが最も遅い時間まで対応しています。
無人契約機を使う場合に注意したいのは、必要書類を忘れないことです。
無人契約機で手続きを始めても書類がその場になければ、そこから先には進めません。自宅にいったん帰って戻ってくる必要があります。
無人契約機での手続きは、途中退席した瞬間にリセットされます。
できれば事前にインターネットか電話で申し込みだけしておいて、カード発行だけ無人契約機で行うというのが確実で効率的です。
土日祝日の場合
平日なら、大手5社での即日融資はあまり難しくありません。混雑しそうなのは土日祝日です。「すぐお金が必要だ」と気づくのが土曜日だったということも、日常では非常に良く起こることです。
土日祝日で審査にかかる時間
アコム | 電話:35分・インターネット:1時間 |
アイフル | 電話:1時間・インターネット:1時間~2時間 |
プロミス | 電話:1時間~2時間・インターネット:2時間 |
SMBCモビット | 早ければ1時間、当日中は困難という場合がある |
レイクALSA | 早ければ10分、遅くて1時間 |
アコムは曜日に関わらず早めに審査が完了します。SMBCモビットは即日融資にはあまり積極的ではない傾向が読み取れます。
どの業者でも、土日祝日に審査時間が伸びますが、決して休日の融資が不可能ということはありません。
土日祝日のタイムリミット
アコム | 午後9時30分までに来店 |
アイフル | 午後9時までに来店 |
プロミス | 午後9時までに来店 |
SMBCモビット | 審査にかかる時間による |
レイクALSA | 午後9時までの店舗手続き |
店舗で申し込むケースでは、タイムリミットは平日とあまり変わりません。SMBCモビットが若干確実性に欠けるという程度です。
審査をスピーディにするために
在籍確認に備える
消費者金融で契約するうえでは、「在籍確認」がほぼ必須となります。
これは、申込者が申告した通りの場所で働いている実態があるかどうかを確認するための作業で、主に電話を使って実施されます。
消費者金融の担当者が個人名で勤務先に電話を掛けるというのが一般的な方法です。
申し込みが土日祝日などで、もし勤務先が営業していない日時に業者が連絡しても、電話はつながりません。
こういった場合には、どの業者でも勤務先を証明できる提出で代用することになっています。たとえば社会保険証や給与明細書などです。
コールセンターに連絡
申し込みの当日中に借入したい場合には、審査を早めてもらうように依頼しておくのがベストです。
審査は通常、申し込み順に行われますが、コールセンターなどに連絡して「早めに審査してほしい」と願い出ると優先的に審査してもらえます。
もしそういった通知がないときには、単に申し込みがあった順番に審査が行われます。そのため、時間がかかってしまうことも予想されます
もし当日中に融資を受けたいのであれば、事前にコールセンターに連絡しておきましょう。
インターネット経由で申し込んだときに本人確認のための連絡が来ますが、このときに申し出てもいいでしょう。
それぞれの業者で今すぐ借りるためのコツ
プロミス
プロミスは審査に最短で30分、融資までに最短で1時間程度が必要です。Web経由で契約すると来店不要で即日融資が可能で、申し込みに手間がかからないというメリットがあります。
Web契約だと融資は銀行口座への振込になりますが、銀行への融資ではどうしても「銀行の営業時間」というタイムリミットの問題が発生してしまいます。
プロミスの場合には、もし三井住友銀行かジャパンネット銀行に口座を持っていると「瞬フリ」というサービスを利用することができます。
これは手数料無料で24時間、土日祝日でも最短10秒程度で振込が完了するというサービスです。それ以外の銀行口座への振込融資では平日の午後2時くらには契約を完了している必要があります。
近くにプロミスの無人契約機がないときや、カード発行を希望しない場合には、瞬フリはありがたいサービスと言っていいでしょう。
「Webで申し込み→審査→必要書類もWebで提出→審査完了」までを午後9時までに完了させておけば、銀行の営業時間を気にしなくて済みます。
SMBCモビット
SMBCモビットはカードを発行する方法と、カードレスのWeb完結という2つの申し込み方法があります。カード発行する場合には、申込後にフリーダイヤルに連絡して急ぎの融資と伝えておきましょう。
審査が完了したらローン申込機でカードを発行してATMで出金します。来店申し込みでは午後6時までには契約機に着いていないと即日融資にはできない可能性があります。
Web完結型は銀行振込で対応しますが、この申込方法だと在籍確認の電話連絡を無くすことができて、郵送物をまったくゼロにすることが可能です。 申し込みできるのは、三井住友銀行か三菱UFJ銀行に口座を持っていて、社会保険証か組合保険証を持っている人限定です。セブン銀行のATMで24時間365日利用でき、非常に利便性の高いローンです。
アイフル
アイフルは、借入を急いでいる人のために審査時間を短縮する申し込み方法を提供しており、即日融資に積極的な業者のひとつです。 まずインターネットで申し込みして、受付完了のメールを受信したらすぐにアイフルのフリーダイヤルに電話すると審査を優先してもらえます。その後、審査の結果通知が来れば契約するという流れになります。
銀行振込による手続きは振込予約で手続きができます。審査の結果が通知されて契約手続きが終われば、会員サービスが利用可能になります。ここで「振込融資」を選択すると最短即日で銀行口座へ融資されます。
アコム
アコムは大手のなかでも審査通過率が高い業者です。毎月最低3000円ほどの返済ができて、信用情報に問題がなければ個人属性の弱い人でも審査に通る可能性があります。 多くの銀行のカードローンの保証会社となっており、審査の実績が豊富です。明確に「なるべく貸す」方向性で審査します。多くの申込者を審査してきた実績があるため、審査の時間も短いですし、即日融資を受けるタイムリミットも大手のなかで一番遅い業者です。
アコムで即日融資を受けるタイムリミットは午後9時30分までに申し込みしておくことです。土日祝日も同様です。この時間までに申し込みすれば即日で契約して、すぐにお金を借りることが可能です。審査は曜日に関係なく最短30分程度で完了します。 ただ、午後9時30分までの申し込みで契約まで至れるのは「審査に滞りなく通過できる人」「必要な書類がすべて揃っていること」が条件です。
レイクALSA
レイクALSAで即日融資を受ける条件は午後8時までに申し込みを始めていることです。レイクALSAは審査の時間は短いほうですが、長くかかる場合には1時間程度を要します。
審査は午前9時から午後9時までの営業時間内に行うことになっており、営業時間が終了するまでに終わらなかった審査の結果は翌日以降に持ち越しとなります。
そのため、申し込みを始める時間は午後8時がリミットと考えましょう。 レイクALSAに限らず、消費者金融の審査は夕方から混み合い始めます。この時間を避けて、なるべく早い時間帯に申し込みするようにしましょう。
今すぐお金を借りたいときの注意点
むやみに申し込まない
今すぐお金を借りたいと考えたとき、「複数の業者に申し込んで、審査に通過したところと契約しよう」と考えてしまいがちですが、これは逆効果なので避けたほうがいいでしょう。カードローンに関しては、申し込んだ事実そのものも信用情報機関に登録されてます。 短期間の多くの業者へ申し込みをすると、それだけで「この人はかなりお金に困っている」「そんなに審査に受からないような人なのか」と疑われて、悪い印象を審査の担当者に与えてしまいます。 そのため、審査の基準は満たしているのに、多重申込が原因で審査落ちすることがあります。こういうのを「申し込みブラック」と呼んでいます。金融事故を起こしたわけでもないのに、ブラックリスト入りした人と同じ扱いになってしまいます。
そのため、もしいったん審査で否決されてしまったら、しばらく待ってから次の業者に申し込むようにしましょう。そのとき、大手の消費者金融業者が公式サイトで提供している「事前診断」「10秒診断」などを利用して、自分が最低限の条件をしっかりと満たしているかどうかを確認してみましょう。
こういった事前診断は業者ごとに項目に多少の違いはありますが、3つから5つ程度の質問に答えるだけで審査に通過できる見込みがあるかチェックすることができます。しかも、この診断は申し込みではないので信用情報機関に記録が残りません。 あくまでも簡易的なものですが、ここで融資が難しいという結果が出たら、実際に審査を受けても通過できる可能性は非常に低いと考えられますので、無駄な申し込みをしなくて済みます。
希望限度額は最低限に
消費者金融業者の多くが即日融資をうたっていますが、実際に申し込み当日に融資を受けるには審査にスムーズに通る必要があります。審査担当者に引っかかるところがあって、その確認に時間が取られたらその分だけ時間がかかってしまいます。審査は多くの業者で午後9時までとなっており、その時間内に終わらなかった審査は翌日に持ち越しになります。
事前診断で「借入可能」と表示されても、実際の審査結果は異なる場合もありますが、たとえば「借入希望額が高かった」というが原因というケースは非常に多くあります。希望よりも低い金額なら可決できる審査なのに、返済能力を超えた額を希望したために、それを理由として審査に落とされる可能性ががあります。返済能力を超えた額を希望する人には、管理能力が足りないと判断されるからです。
そのため、できるだけ必要最低額で申し込みしましょう。消費者金融業者では1万円単位で、最低1万円から契約することが可能です。初回契約のときに10万円以内の申し込みだった場合には、審査通過率が高いと言われています。いきなり100万円は希望しないほうが賢明でしょう。
審査が混雑する時間帯を避ける
消費者金融業者にしても、銀行にしても、申し込み自体は24時間365日受け付けているところが多くありますが、実際の審査時間はおおよそ午前9時から午後9時という点は同様です。ただ、この審査は申し込み順に実施されます。 時間帯によっては混み合うことがあり、もし審査時間内に自分の審査が終わらなければ即日融資を受けることはできません。そういった事態を防ぐためにも、なるべく早い時間帯に申し込みましょう。
大手各社の審査が混雑する時間帯
アイフル
平日の午後4時くらいまでは申し込みが空いていて、審査がスムーズです。週末や夜の時間帯に混雑します。
アコム
基本的に申し込みから1時間以内にメールまたは電話で審査の回答をします。1年を通して3月は空いています。平日はお昼の休憩のときに申し込む人が多いため若干混雑します。土日祝日も審査はしていますが、担当者が少ないので回答までに時間がかかることがあります。
プロミス
自動契約機による申し込みでは、夕方以降の時間帯は混雑します。土日祝日は全体的に混み合う傾向があります。
SMBCモビット
平日の午後6時くらいまでは比較的スムーズに審査されます。
レイクALSA
平日の午後12時から午後1時、一般的な会社の就業時間後である午後5時から午後6時までの間は審査が混み合います。曜日としては月曜日に申し込みが集中する傾向があり、また月の初旬や月末にかけては審査が混み合います。
まとめ
すぐお金を借りるには、大手の消費者金融業者を選びましょう。夕方になると審査が混み合うので、それを避けて申し込みしましょう。 在籍確認がしっかり取れることがポイントです。
インターネットには、お金を借りる膨大な量の情報があります。検索キーワードを変えても変えてもほとんど同じ情報が出てきてしまうのが現状です。
あまりに消費者金融やカードローンの検索情報が多過ぎたり、怪しいお金を借りる情報が出てきてしまい、何をどうすべきかわからなくなってしまっている方へ当サイトが手助けになることを切に願います。