記事「ユースホステル」 の 検索結果 547 件
-
変身。ヘルパーから漁師へ稚貝放流から数日後、シュンシュンの親父さんがYHを訪ねてきた。 親父さんはシュンシュンよりいっそう彫りの深い、ロシア人のような顔の人だ。長年の漁師生活で肌が赤銅色に焼けている。顔の深いシワが漁師..
-
YHその後、のその後稚貝放流の日。 シュンシュンと親父さんは我々より早く出かけていった。何かの準備があるのだろう。 わたしとヘラヘラはお母さんの車で少し後から漁港へ。それでも朝日が出るには相当時間がある。漁港には..
-
YH、その後わたくし、ねこねこは、北海道に旅行に来てそのままYHのヘルパーとなり、ウダウダと1年をそこで過したのだった。 時々思い出した話をぐちゃぐちゃと書き連ねていてはいつまでたっても終らない。 そ..
-
YH~あほやんからにゃんこでへあほやんは東京のW大学、文学部の学生だった。一人ぽつんとYHに来た。バカな事をやって騒いでいる我々とはちょっと毛並みが違って、お上品というか、坊ちゃん坊ちゃんした人だった。腕も細く色白で女の子のようだ..
-
YH~ネコネコ、ラブホテルに行くとーさんが人に何かを頼もうとする時はすぐ分かる。まず、手が揉み手になって、ニコニコと愛想笑を浮かべ、猫なで声を出す。 その日も、ねこちゃぁん、と甘い声で呼びに来たので、わざと、なに!と、不機嫌な声で..
-
YH~雪に突っ込む久しぶりにYHの話です。 冬の間、ホステラーが少ないとき、買い物は車で私とセンセンが一番近いワンワンさんのお店に行っている。特別なものではなく、家庭料理のようなものを出して、ホステラーと一緒に食..
-
福祉の関係ではありません(YHの話です)~社会復帰援護会新聞も、本も、テレビも、外界との接点は何もない世界の中で暮らした。 ちょっと大げさかな。 けれど、まずどんな歌が流行っているのかが分からない。YHではフォークばっかりだし、テレビで何をやってい..
-
氷上運動会北海道の「冬の三白」というと、白鳥、丹頂鶴、流氷だそうだ。 ホギホギ湖が凍り、雪が降ってあたりは真っ白になった。 ホステラーが少しづつ増えていき、冬だというのに、満館の日が続いた。 この頃..
-
驕り我々のような素人ばかりで、何とかYHをやっていけたのは、ひとえにYHが普通のホテルや民宿などの営利事業とは違って、「運動」であったためだろう。 我々は、泊まっていただくのではなく、泊めてやるとい..
-
久しぶり、北海道昔お世話になった方が、還暦を迎えられたので、ちょっとお祝いに行ってきました。 羽田-新千歳間往復航空券とホテル一泊が付いたツアーで、二万二千二百円と激安。 普通に買ったら片道航空券だけで三万以..
-
う○この館(やかた)YHの和室を談話室として開放してある。コタツを置いて、そこに2,3人がいつもたむろしている。 ある日、国鉄に勤める人が休みを取ってやって来た。その人は道内に住む人で、土日を利用して、近くを回って..
-
不思議な人たちホステラーたちが少ないこの頃、不思議な人たちがやって来る。 一番ビックリしたのが、馬で旅する人だった。知床あたりで、馬を買って、一緒に歩いたり乗ったりしながらYHにやって来た。おとなしい馬で、ぽ..