記事「読む」 の 検索結果 663 件
-
「下町ロケット」 池井戸潤一気読みでした。 昨今の池井戸作品がイマイチだったので少し購入を躊躇ったけど、読み始めたら一気でした。週間ポストに連載されていた作品。 主人公・佃航平はロケットエンジンの開発者だったが、挫..
-
「運命の人」(一)(二) 山崎豊子「事実を取材し小説的に構築したフィクション」 という但し書きの通り、沖縄返還にからむ政府の密約をスクープした西山事件を題材にしている。 今回は元毎日新聞の記者だった山崎さんだけに一番の得意分野..
-
「ベルファストの12人の亡霊」 スチュアート・ネヴィル北アイルランド紛争を勉強してから読む。 北アイルランド情勢が何もわからないまま読むと面白さ半減ではないだろうか。 元IRAの兵士が、かつて自分が殺した12人の亡霊につきまとわれ、 殺人を命じ..
-
「覗く銃口」 サイモン・カーニック古本屋で発見! 以前読んだ「ノンストップ」が面白かったので、サイモン・カーニックの本をアマゾンで検索したが、文庫になっていた2作はなんと既に廃刊となっていた。しかも中古品+配送料金が定価を上回る..
-
「フランキー・マシーンの冬」 ドン・ウィンズロウドン・ウィンズロウに嵌った。 マフィアの世界から足を洗った、フランク・マシアーノ。サンディエゴで釣り餌店を営む“餌店のフランク”としての彼の平和な日々は、冬のある一日に突然終わりを告げる。過去の..
-
「ボビーZの気怠く優雅な人生」 ドン・ウィンズロウ気怠くも優雅でもない。 風貌がそっくりなことから麻薬組織の帝王ボビーZの替え玉になることになった男のドタバタ人生。 前回読んだシリアスな「犬の力」と趣きが異なりユーモアたっぷり。キャラもユニー..
-
「隠し剣秋風抄」 藤沢周平前作につづき隠し剣シリーズ再読。 いやぁ何度読んでもいいですね。 まさに、文庫の裏に書かれている紹介文の通り。以下抜粋。 「就寝前、一滴の読書。一作ずつ惜しみつつ頁を繰る。気難しい読者を..
-
「隠し剣孤影抄」 藤沢周平以前読んだ藤沢周平さんの隠し剣シリーズ再読。 映画化されたとのことで気になり、本棚を探したら「隠し剣秋風抄」しか見当たらず再購入。 20年位前に読んだシリーズ。今読んでも新鮮で面白い。 秘剣..
-
「デクスター 闇に笑う月」 ジェフ ・リンジーアメリカでTVドラマ化された「デクスター」の原作小説第2弾。 昼間は警察の鑑識として働く好青年。満月の夜には悪人を退治するシリアル・キラーに変わるという古今東西よくありがちな変身物。 主人公デ..
-
「ラスト・チャイルド」 ジョン・ハート家族の崩壊と再生の物語 前半は霧がかかったような感じで事件の展開も遅く、読んでいてくじけそうになったが、 後半は絡んでいたロープがほどけるように真実ががくっきりと姿を現す。 ネタバレになるの..
-
「ノンストップ!」 サイモン・カーニックたしかにノンストップ(笑) スピード感が良く、あっという間に読んでしまった。主人公が事件に巻き込まれる必然性や、妻やその他登場人物の行動仕方など突っ込み所は多々あったが、なかなか面白かった。悪役..
-
「道具屋殺人事件」 愛川晶以前から気になっていた作品。 落語をテーマにした神田紅梅亭寄席物帳シリーズ。 創元推理文庫で文庫化されたのを機に購入。文庫化前は2,000円近くしたのでちょっと購入をためらっていました(笑) ..