記事「読む」 の 検索結果 663 件
-
「氷姫 エリカ&パトリック事件簿」 カミラ・レックバリミレニアムと同じスウェーデン出身の作者の本。 人口900万のスウェーデンでミリオンセラーを記録。 ミレニアムより主人公のエリカ&パトリックが身近な感じかな。 少し火曜サスペンスのようなテイスト有..
-
「珍妃の井戸」 浅田次郎清の光緒帝の側室珍妃の殺害事件の犯人を関係者の証言を元に検証する話。前評判が高かったので、非常に期待して読んだけど残念ながら最後までのめり込めませんでした。私の理解力が乏しいのか、感情移入できなかった..
-
「瑠璃の契り 旗師・冬狐堂」 北森 鴻会社のYさんから貸してもらった本。 旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子シリーズの第四弾らしい。 旗師とは店舗を持たない骨董業者のことで、いわくありげな美人旗師をが主人公、古美術をテーマにしたミステリー。 ..
-
「風に舞いあがるビニールシート」森 絵都直木賞受賞作。身近に居そうで居ない登場人物を描いた短編集。 回りの人のやさしさが心にしみて、あたたかな気持ちになります。 個人的には、瀬戸黒の美濃焼と不空羂索観音に興味を覚えました。 私的おすす..
-
『武士道シリーズ』誉田 哲也1年前に読んで面白かった『武士道セブンティーン』の後編『武士道エイティーン』が発売された。高校女子剣道部の物語。 これはいよいよ最初から続けて読まねばなるまいということで、ブックオフで前編である『武..
-
「街の灯」北村 薫直木賞受賞作「鷺と雪」のシリーズ1作目。いわゆるベッキーさんシリーズ。こういう短編推理物は好みのタイプ。昭和初期の上流階級の風俗がわかって面白い。 私的おすすめ度 ★★★▲☆ 街の灯 (..
-
「螻蛄」黒川博行二宮、桑原コンビの疫病神シリーズ最新刊。今回のテーマは宗教法人。「家政婦は見た」シリーズのテーマ選定に似ているな。かなり分厚い本だが相変わらずいいテンポでスイスイ読める。何というか安心して読めて面白い..
-
『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 』 スティーグ・ラーソン待ち望んでいたミレニアム第3弾。前半は2の続きでスピード感はイマイチでしたが、下巻は一気読みでした。今回はリーガルサスペンスの趣あり、法廷での戦いが読みどころですね。ご存知のように作者のスティーグ・ラ..
-
『脳男』 首藤瓜於同じ職場のTさんに借りた本。江戸川乱歩賞受賞作。この設定はありえないだろうといった「ありえない」度合いが突出していて逆に面白い。脳男=現代の仕置人&スーパーマンって感じ? この作家、ハンバーガーとス..
-
『誇りと復讐』 ジェフリー・アーチャーいやぁ~面白かったなあ。 テーマ自体は使い古されたテーマであり、裏の作品紹介に「胸のすく結末が見事」なんて書いてあって結構ネタばれですが、稀代のストーリーテラーにかかると、かくも面白い話になるんです..
-
『前夜』 リー・チャイルド大好きなジャック・リーチャーシリーズ最新刊。 前3作はリーチャーが元軍人として登場するけれど、今回は遡って軍警察の少佐だった頃の話。時代は東西冷戦終結の1990年、ベルリンの壁崩壊時。上司の妨害に遭..
-
『尻啖え孫市』 司馬遼太郎ばんちゃんから借りた1冊。今回はこれが一番面白かったな。紀州の鉄砲軍団を率いて信長、秀吉に一泡ふかせた男、雑賀孫市の話。強いものに迎合せず、自己の価値観がブレない人間の生きざまは読んでいて清々しいね。..