記事「読む」 の 検索結果 663 件
-
『空を見上げる古いうたを口ずさむ』 小路幸也最初人の顔がのっぺらぼうに見えてしまうという謎に引き込まれましたが、感性が鈍いのか、おやじだからなのか、作者が描いた特殊な能力を持つ人々の戦いがどんなメタファなのか最後までわかりませんでした。同じ作者..
-
『ティファニーで朝食を』 トルーマン・カポーティ1958年に書かれた小説の村上春樹による新訳版。半世紀前の小説だが古臭さを感じないのは村上訳のなせる業か。存在は以前から知っていたが本も映画も今まで接する機会がなかった。映画の方は私の生まれた1961..
-
『ミレニアム2 火と戯れる女 』 スティーグ・ラーソン待ち望んでいたミレニアム第2弾。 前回はミカエルが主人公のような書き方でしたが、 今回はまさにリスベット・サランデル中心に描かれています。 映像記憶力をもった天才ハッカー。 リスベットの生い立..
-
『シャドー81』 ルシアン・ネイハム1975年に書かれた小説の新装版。存在は以前から知っていたが読む機会がなかった。時代はベトナム戦争終結時だが奇抜なストーリーであまり古さを感じない。ジャンボジェットを米軍最新衛戦闘機でハイジャックする..
-
『疑心-隠蔽捜査3』 今野 敏第3弾の今回は竜崎が恋患いにかかるという変化球。さらに米大統領訪日の際のテロ計画があきらかになり方面警備本部長を任された竜崎ピンチ!という設定。何かと問題多い捜査官の戸高があっさり手掛かりを見つけるあ..
-
『いかだ満月』 山本 一力週刊新潮の書評で絶賛だったので購入。 江戸時代の職人の風俗や市井の人々の暮らしぶりが 生きいきと描かれていてほのぼのとしてしまう作品。 食べ物の記述も随所に出てきて楽しい。 とても美味しそうに..
-
『終着駅』白川道若い頃事故で恋人を失ってアウトローの世界に入った男が娘ほど歳の離れた盲目の女性と恋におちる。暴力と純愛。ホントありえない設定だよなあと思いながらもついつい白川ワールドに引き込まれて、歳の近い主人公に感..
-
『小泉武夫の美味いもの歳時記』尊敬する小泉先生の料理本。日経新聞に連載されていたものの文庫化。創作意欲を激しくかきたてられる。味覚や食べ方飲み方の表現がユニークで楽しい。 しかし先生よく食うなあ(笑) 私的おすすめ度 ★★★..
-
『煙霞』黒川博行読みかけの本があったが、好きな黒川作品を書店で見つけて思わず衝動買い。女子高の悪徳理事長の金塊100Kg争奪戦に男女の先生が巻き込まれて・・・ちょっと軽めのコンゲーム。しかしこんな事件に巻き込まれてふ..
-
『カラスの親指』道尾秀介詐欺師の話。いわゆるコンゲーム。どんでん返しの仕掛けあり、良く出来た話で面白いが、設定が暗いのとちょっとひねりすぎ。 私的おすすめ度 ★★★▲☆ カラスの親指 by rule of CROW’s..
-
『なぜいぬは「ポチ」なのか?』なぎら健壱同じ職場のTさんから借りた本。Tさんは浅草出身。なぎらさんとは知り合いで師匠と仰いでいる。この本は居酒屋で話題になるような話を集めた蘊蓄本。あっという間に読了、知らなくてもいいことぱかりだけど飲み会の..
-
『ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女』 スティーグ・ラーソンスウェーデン作家によるベストセラー三部作の第一部上下巻。 全世界で800万部も売上げたらしい。 年末から読み始めたが、特に謎の核心に迫る下巻が 加速度的に面白くなってくる。 個性的なヒロイン、..