記事「チベット,ダライラマ6世」 の 検索結果 2 件
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ぼくがダライラマ?(57)八 何事もなかったかのように、月日は過ぎていった。ぼくはとんでもないことをしでかしたというのに。一時はダライラマになるために、仏道修行に励もうとも思ったが、あの日を境に箍..
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ぼくがダライラマ?(46)夜になるまで、懐の手紙を読むことはためらった。明るいうちは、侍従が部屋の中を出入りするため、動揺を感づかれてしまうからだった。ようやく寝る時刻になった。バターの灯が、机の前で揺れている。外ではまだ侍..
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