記事「万葉集」 の 検索結果 7265 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十七)今回は、一七三〇番歌を訓む。本歌は「宇合卿歌三首」の二首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 山品之 石田乃小野之 母蘇原 見乍哉公之 山道越良武 一句「山品之」..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十六)今回は、一七二九番歌を訓む。題詞に「宇合卿歌三首」とあり、本歌〜一七三一番歌の三首は「宇合卿(うまかいのまへつきみ)の歌(うた)」である。「宇合卿」について、阿蘇『萬葉集全歌講義』は次のように注して..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十五)今回は、一七二八番歌を訓む。題詞に「石川卿歌一首」とあり、本歌は「石川卿(いしかはのまへつきみ)の歌(うた)」である。「石川卿」について、金子『萬葉集全注』は次のように注している。 ○石川卿..
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生誕祭2024に伴い、しばし更新はお休みします。 齋藤杏花 (さいとうあんな) 敬白夕べのニュース7のラストの天気予報で、各地で種々の花が咲き乱れ、文字通りの百花繚乱などといってました。 いわれてさて我が庭に目を転ずれば、現在の主役はヤマブキでございます。 脇のばぁば曰くのム..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十四)今回は、一七二七番歌を訓む。題詞に「和歌一首」とあり、本歌は前歌(一七二六番歌に「和(こた)ふる歌(うた)」である。 写本の異同は、五句の一字目<妾>。この字、『細川本』『大矢本』と..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十三)今回は、一七二六番歌を訓む。題詞に「丹比真人歌一首」とあり、本歌は「丹比真人(たぢひのまひと)の歌(うた)」である。「丹比真人(たぢひのまひと)」について、金井『萬葉集全注』は次のように注している。..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十二)今回は、一七二五番歌を訓む。題詞に「麻呂歌一首」とあり、本歌は「麻呂(まろ)の歌(うた)」である。「麻呂(まろ)」について、金井『萬葉集全注』は次のように注している。 ○麻呂 未詳。左注にこ..
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このとこの生憎の空模様で花見は困難に付き、台所から庭草でも観察して代用風情としゃれ込むとしましょう参った! 懲りた! 国営放送天気予報の船木さんにちょうされて酷い目にあいましたよ。 何が土曜が唯一の晴れよ? それ信じたお陰で洗濯物溜めといて、にちっちもさっちも行かなくなって昨日は大童で..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十一)今回は、一七二四番歌を訓む。題詞に「嶋足歌一首」とあり、本歌は「嶋足(しまたり)の歌(うた)」である。阿蘇『萬葉集全歌講義』に「島足 氏姓不明。伝不明。歌はこの一首のみ。」とある。 写本に異同は..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千九十)今回は、一七二三番歌を訓む。題詞に「絹歌一首」とあり、本歌は「絹(きぬ)の歌(うた)」である。「絹(きぬ)」は人名であることは間違いないが不明。阿蘇『萬葉集全歌講義』は次のように注している。 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千八十九)今回は、一七二二番歌を訓む。本歌は「元仁歌三首」の三首目。 写本の異同は、五句三字目<真>。『西本願寺本』他に「莫」とあるが、『伝壬生隆祐筆本』『類聚古集』『古葉略類聚鈔』に「真」と..
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『万葉集』を訓(よ)む(その二千八十八)今回は、一七二一番歌を訓む。本歌は「元仁歌三首」の二首目。 写本に異同はなく、原文は次の通り。 辛苦 晩去日鴨 吉野川 清河原乎 雖見不飽君 一句「辛苦」は「辛..
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