記事「丸谷才一」 の 検索結果 35 件
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2508 初雪へ祈る被災地の復旧 中原中也の詩とともについ先日(13日)の夕方、私の住む地域で今冬の初雪が降った。久しぶりに遠出をして電車を降り、駅舎から出ると、ボタン雪が私に向かってまとわりつくように風に舞っていた。中原中也(詩集『秋』の「生い立ち」..
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蝶と古代人と霊魂作家であり、評論・随筆も書いた丸谷才一(1925~2012)が、ある文章の中で面白い見方を披露している。それは『男もの女もの』に収録されている、『菜の葉に飽いたら桜にとまれ』で披露されているもので、丸..
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2306 生まれ変わっても新聞を読むか 達意と人の心を打つ文章こそが…(イングリッシュブルーベル=ツリガネズイセン))「わたしは生まれ変わつても新聞を読むだろう。まともな言葉づかひの新聞を読ませてくれ」。作家・文芸評論家の丸谷才一(1925~2012)の『星のあひびき』..
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「もののあはれ」考~丸谷才一『袖のボタン』久しぶりに“もののあはれ”に触れた文章を読みました。古典文学にはご無沙汰しているので(教員時代、授業のために多少の古典文学作品を扱いはしましたが)、なんだか懐かしいような気分です。 “もののあはれ”..
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『袖のボタン』丸谷才一丸谷才一の本を一冊も読んだことがない、というのは国文科出身としては恥ずかしいことです。情けない話ですがあの旧字体の文章を食わず嫌いしていたようです。 しかしいざ読んでみると香り高い文章に酔ったような..
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「後鳥羽院 第二版」 丸谷才一 著立派な評論であり、頭が下がる。こういう評論は和歌、古文などに素養のある人間がじっくりと読んで感想を記すべきもので、私のような人間の感想は参考にしないで欲しい。 この評論は後鳥羽上皇の和歌について、高..
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7日間ブックカバーチャレンジ+ (「随筆集」丸谷才一)神戸の会社へ入るまで大阪の下町育ちだった私にとっての中華料理はラーメンと焼きめしぐらい。親が油っぽい料理やニンニクを好まなかったということもあり、家庭の食膳に中華メニューはほとんど登場しなかった。隣..
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オムレツで日本酒を呑む故・丸谷才一先生は「味噌汁」で酒を呑むのもあり、としていた。 周囲ではあまり賛同を得られないのだが、わたしとしては大いに頷くところである。 味噌は日本酒によく合う。 ..
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男の小説丸谷才一さんが亡くなられて二ヶ月たった。10月13日だった。 毎日新聞の書評は先週の日曜から恒例の年間版「この3冊」を始めた。丸谷さんの推薦をもう見ることは出来ない。最高の対談の相棒であ..
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大野晋 × 丸谷才一「光る源氏の物語〈下〉」 (中公文庫)Amazon的な順位はだいぶ下がるみたいですが(みんな上巻で飽きるのか?)、まあ、一応。こちらの続きなので。コンプリートしとかないと居心地がw
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大野晋 × 丸谷才一「光る源氏の物語〈上〉」 (中公文庫)何となく買ってみた一冊(二冊) 内容的には大して深い読解でもないような気がしないでもないですが、著者たちが「物識り」なのは、まあ、確かではあろうかと。 Amazon源氏物語 の 売れ筋ラン..
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わからなくても読む。読まなきゃわからない。「日本語で一番大事なもの」という本を読み終わりました。読み進む手が止まらなかったわりには、どういうことが書いてあったのか理解はできていません。古文についていろいろと書かれているのですが、そもそも古文は..
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