記事「咲耶」 の 検索結果 194 件
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咲耶(その後②)・・・7【終】「大樹(束)―――!!」 「お帰り。楽しかったか?」 「あのね」 木の花へと戻り大樹の所へ向かう二人。 大樹は着物を着崩すことなくしっかりと着て少し長めの髪を後ろで一つに結っている。長年い..
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咲耶(その後②)・・・6瞳を閉じた人面花達の中央で、大の字になり大きく口を開けて榊は眠っている 「はい、食べて」 顔の横に荷物を置かれ目を覚ました榊は包まれているお土産を開けると美味しそうな料理が並んでいた為驚き..
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咲耶(その後②)・・・5「……ねむ…」 うー 夜も更け辺りは暗闇に。 台の上に顔を乗せ咲耶は眠たそうにしてる 「そろそろ休むか?」 「そだね」 「さくやぁ まだまだ序の口よ、もっと飲みなさい!!」 「…飲..
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咲耶(その後②)・・・4「皆さん。気を取り直して、地深名物彩り三昧をどうぞ!!」 四人の目の前に赤灰達が次々と彩り鮮やかな料理を置く。 その後赤灰達は宴会の中心へ行くと箸の先端に丸い食べ物を刺し陽気に踊り出した 「..
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咲耶(その後②)・・・3「…………榊…」 ダダダダダ とうっ! しゅんっ しゅっ しゅっ 「氷雪さんに何かしたら、この業火が許さないからな!!!」 いけっ 業火!! 「おう!」 榊に警戒した氷雪の前に業火..
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咲耶(その後②)・・・2「お―――――♥」 「各地の名物料理も取り揃えておりますからどうぞお好きな物を召し上がって下さい」 案内された場所は広く整えられた野外だった。 木材を加工したテーブルには各里で振る舞われる豪..
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咲耶(その後②)・・・1「ようこそ。地深の里へ」 「お待ちしておりました。ささ、こちらへ」 連絡を受け首を長くして待っていた束、黒灰と奥さんが四人を出迎える。 マスコットの様な可愛らしい奥さんに沙智は笑顔していた 「..
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咲耶(その後)・・・8【終】「そういう事でしたので 混血は咲耶、あなたが最後の一人です」 「…! 咲耶も混血だったの?」 気を取り直しニコリと再び会話を続行。 又ビックリ発言をした為に沙智は咲耶を見た 「ああ…そういえば..
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咲耶(その後)・・・7「一体どんな…」 少し言いにくそうにしていた白湯だが、話すべきだと思い語り出す 「………無属のトップである十天のうちの一人、鶯綺殿が……」 深刻そうにしてる白湯を息を呑んで見守る五人 「木属の..
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咲耶(その後)・・・6霙の声に立ち止まる氷雪。こちらからは巡回視の姿は霙の陰になり見えるのははみ出たひらひらの服だけで、小柄な人物らしい 「束呼んでくる?」 「今日は陽も傾いたので明日にでも」 「伝えとくよ。んじゃ、..
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咲耶(その後)・・・5「んじゃ、先に宿から行ってみよう♪」 霙を先頭に宿へ向け出発する五人。名残惜しげに氷河とシュンデイは見送っている。 普通に歩く四人だが、一人だけヨタヨタと歩きにくい咲耶が氷雪と手を繋ぎ進んでいる。..
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咲耶(その後)・・・4数分後、暖炉の火が部屋を暖め壁に付いていた霜が溶けると溝へ溜まり外へ流れて行く。溶けた壁からは茶色のレンガが顔を見せていた。 沙智は家の仕組みを理解し出されたお茶とスープを堪能、燐火は緊張していた体..
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