記事「堀江敏幸」 の 検索結果 74 件
-
【熊の敷石 堀江敏幸】を読む【熊の敷石】 2001年 芥川賞 ずっと読みたかった作品でした。薄い文庫本は何年も棚にあったままでした。 題名の「熊の敷石」とはフランスのことわざなのですが、私達(わたしは)堀江敏幸の創作..
-
【なずな 堀江敏幸著】を読む「騎士団長殺し」を読んだ後は、兼ねてより読みたかった「なずな」を手にすることができました。 村上春樹の世界とは真逆のような世界と言える堀江敏幸の世界。 文章が奇を衒うことなく、センテンスは長いので..
-
未見坂 堀江敏幸 新潮社堀江さんの小説は、非常に繊細だ。 いつも連想するのは、気が遠くなるほどの手間をかけて 紡がれた、蜘蛛の糸。過去という名の記憶・・・。 その「土地」に生きて、暮らしてきた人たちが 積み重ねて..
-
めぐらし屋 堀江敏幸 毎日新聞社この本の「めぐらし屋」というタイトルを見たとき、「めぐらす」という 言葉に、なんだか懐かしい響きを感じてしまいました。 考えを、想いをめぐらす。 めぐる月日。自分の人生の中にめぐる人々。 ..
-
日本文学100年の名作 第9巻 アイロンのある風景(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第9巻。1994年から2003年に発表された16篇を収録。 収録作は、辻原登「塩山再訪」、吉村昭「梅の蕾」、浅田次郎「ラブ・レター」、林真理子「年..
-
燃焼のための習作堀江さんの小説を読みました。 探偵事務所のような何でも屋のような仕事を生業とする枕木さんの事務所に、雷雨によって足止めされた枕木さん本人と、助手のさと子さんと、客の熊埜御堂(くまのみどう)さんが..
-
おやすみなさい ~「こどものころにみた夢」図書館の蔵書検索にて、「辻村深月」で検索したらヒットしたので借りてきました。 「こどものころにみた夢」をテーマに、12人の作家が競作した短編がまとめられた本です。 掲載順に、角田光代・石田..
-
『戸惑う窓』/堀江敏幸朝、この本の読了記事を書いたのだが、アップ寸前で消えたので、備忘録のみ残す。 この著者の著作は、どれも筆者が博学であることを存分に示しているが、その分ナルシスティックでもある。 表現..
-
堀江敏幸「なずな」「雪沼とその周辺」2017.8.15・・・ 2015.9.8~9.13 92「なずな」(2011.5) じわりじわりと静かに涙しながらゆっくり読んだ本・・ 勝手気ままに(真面目)生きてきた菱山さんが..
-
ピース又吉直樹、『火花』が芥川賞 羽田圭介氏とW受賞日本文学振興会は16日、『第153回芥川賞・直木賞(平成27年度上半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞にお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)の『火花』(文藝春秋)と羽田圭介氏の..
-
未見坂ここ最近の定番と化している司馬作品を眺めながら、某ミスター・ドーナツでチョコレートのかかったドーナツを頬張っていたら、なんだか無性に、小説が読みたくなってきた。 それもあって先日は、頂いてか..
-
彼女のいる背表紙日常には不思議な出来事が溢れているわけで、しかも自分の知っているそれらは世の中の一部分でしかないわけで、更に言えばそれらは自分の中にしか存在しないわけで、そんな不思議のひとつが時々無性に堀江作..
- 前へ
- 次へ