記事「小説」 の 検索結果 36259 件
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第51話 血戦-1(これまでのあらすじ) 一六八五年、フランスの絶対君主ルイ十四世は、信教の自由を定めたナントの勅令を廃止し、カトリック以外の宗教を禁じた。カルヴァン派プロテスタントであるユグノーは迫害を耐え忍んで..
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第50話 情欲の報い-25アレクサンドルが国王軍にいる時に経験した娼婦や貴族の奥方とは比べものにならなかった。彼が身を起こした時、寝具が血にまみれているのを見ると、彼の胸はいっそうときめいた。娘はあわてて敷布を隠した。その動..
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第50話 情欲の報い-24アレクサンドルは娘のそばに駆け寄った。 「ここ、なでて…。」 娘は自分の胸をはだけた。アレクサンドルは娘の言うとおりにしてやった。 「ここも…なでて…。」 娘はさらに服の紐を解いていった..
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第50話 情欲の報い-23アレクサンドルが山道を歩いていると、一人の娘が倒れていた。彼が駆け寄ると、娘は胸を押さえて苦しそうにしていた。 「どうしましたか。」 「あ…、急に胸が苦しくなって…。家の中に薬があるのに…。」 ..
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第50話 情欲の報い-22「正直に言うんだ!」 「初めてじゃ…ない…。」 あくまで正直なカトリーヌであった。 「やっぱり、そういうことか。前の男が忘れられないというわけだな。」 アレクサンドルは思いもかけぬ有利な立..
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第50話 情欲の報い-21このままアレクサンドルの後に付いていけばどんなことが待ち受けているのか、カトリーヌには想像できないわけではなかった。むしろ、もし彼が自分を欲するのなら、その求めに応じてもいいとまで思っていた。 ..
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第50話 情欲の報い-20このアレクサンドルの溜息に気がついた者がいた。 「お祝いの席なのに、どうしてそんなに悩ましげなのかしら。」 カトリーヌであった。 「いや、何でもない…。」 「アレク、もしかしてあなた、ブロ..
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第50話 情欲の報い-19祝宴の中でひとり面白からぬ気持ちでいたのはアレクサンドルであった。ブロンディーヌに特訓を施していた時、実のところ彼はよこしまなことを考えていた。 『サルガ男爵の方が上手だなんてどの口が言ったんだ。..
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第50話 情欲の報い-18目を開けてみると、それは白いヴェールだった。カスタネの方を見ると、彼の胸にちょうど一輪の花が飾られているところだった。ブロンディーヌがカスタネを肘でつつくと彼も目を開けた。 「こ、これは?」 ..
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第50話 情欲の報い-17ちょうど二時間後、二人は揃って集会場に姿を現した。そこには主立った者たちが集まっており、その中央にはジャン・カヴァリエがひときわ厳しい顔をして座っていた。彼は重々しく口を開いた。 「さて、これまで..
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第50話 情欲の報い-16「処刑場か…。」 カスタネはぽつりと言った。 「処刑場じゃないでしょ。ディマンシュは集会場って言ったのよ。」 「ふん、あそこが規律違反者を罰する処刑場として何回使われたと思ってるんだ…。」 ..
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第50話 情欲の報い-15「ディマンシュ!」 「情欲に溺れる行為は厳罰の対象だ。」 「いや…、その…。」 カスタネは言い訳できなかった。まさに情欲のとりこになった場面を押さえられてしまったのだった。しかし、そこでブロン..