記事「書誌学」 の 検索結果 6 件
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「本の世界はへんな世界」高宮利行 雄松堂出版もう何冊も著者の本を読んでいるが、本書もいつもと同じ系列の本です。 決して役に立つ、とかビジネス書とか、文芸書とか小説とかとも全然違う系統の本です。 逆に言うと、普通の人ならば全く役に立たない..
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「西洋書物学事始め」高宮 利行 青土社本書は月刊誌「ユリイカ」に連載されていたエッセイをまとめて、そこに関連するものを増補した一冊だそうです。その為、基本的に1章毎に独立した読み物になっていて、気に入ったものをパラパラ斜め読みもOKな本と..
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「キャクストン印刷の謎」ロッテ ヘリンガ 雄松堂出版原著者の本書執筆の目的は、「印刷本がわれわれに何を語るか、つまり、物質としての書物に現れるさまざまな証拠がどのように解釈できるかを、関心のある一般読者に示すこと・・・」だそうです。 実際..
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「さまよえるグーテンベルク聖書」富田修二 慶應義塾大学出版会慶応大学に『グーテンベルク聖書』を売った洋書販売で有名な丸善で、実際にオークションに参加し、落札し、その後も調査をしていた社員だった方による本です。 当初、あまり本の内容については期待し..
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「聖徳太子はいなかった」谷沢永一 新潮社久々にどうしょうもないゴミの本を掘り当ててしまった感じがする。甘く見ても老人のたわ言レベルの文章で読むに値しない。改めてみると、出版社は新潮か。新潮文庫はいいが、新潮新書は本当にまともな本無いね。確か..
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谷沢永一 『書物耽溺』闘う書誌学者・谷沢永一が、堀口大学の『月下の一群』についてこんなことを書いている。 ところが『月下の一群』には格別の稀覯本が作られている旨を佐々木桔梗が伝えている。『月下の一群』にはまず二..
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