記事「民俗学」 の 検索結果 217 件
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「遊海島記」を読む柳田国男の「海上の道」には、椰子の実の話が出てくる。彼が伊良湖岬に行ったとき、偶然にも椰子の実が漂着しているのを見つけ、東京に帰って島崎藤村にこの話をしたので、「椰子の実」の詩ができたという。ではいつ..
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辻占とかクロスロードの悪魔とかどうも、四辻とは交叉点とかは、魔界の入り口のようで、今日はぼんやりとそんなことを考えてみました。 まず、アメリカの話から始めましょう。伝説のブルース・マン_ロバート・ジョンソンのお話です。 -..
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アマテラス・スサノヲ神話の目次最近「秘儀の島ー日本の神話的想像力」の古本を入手しました。 宗像大社の沖ノ島の秘儀について書いてあるとのことで、読んでみたいと考えています。 そこで、関連の「アマテラス・スサノヲ神話」についての記..
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スサノオの泣く意味4/19に「宗像三女神とオリオン」という記事をUPしましたが、スサノオの泣く意味を考えてみようというということで、『古事記の宇宙論』(北沢方邦著_平凡社新書)の「三貴子の領域」という部分の内容を少し紹..
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宗像三女神とオリオン今回も地図ネタです。これは「津軽の巨大な北斗七星」よりも説得力があるように思えますね。 日本神話最大のトリックスターであるスサノオは、父イザナギから海原を支配するように言われます。 しかし、スサノ..
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直会について「日本宗教の常識 100」(小池長之著・日本文芸社)の神道の宗教観について読んでますが、日本特有の神概念をちょっと考えてみたいと思ったからです。もう少し専門的な本でも良いのですが、まあ私の実力からして..
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リヒター展を心斎橋ルイ・ヴィトンで鑑賞+海南の黒江は漆器の町+犬鳴山は霊地、さらに信太の森を訪ねます黒猿の 黒き夫婦(めおと)が 日向ぼこ (三好 達治) 詩人の三好は小動物が好きでした。また動物園に吟行してお猿の句も詠みました。このお正月、東京は本格的な積雪で大変だったようで..
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神奈川近美では「貝の道」展、面白い!葉山は夏のバカンスの季節でしたがてんゆく 暑さとなりぬ きうりもみ (久保田 万太郎) 万太郎、夏の猛暑を迎えて、「納得のできる暑さになったなあ、こんな季節の酒の肴には胡瓜もみだ」と詠んでいます。これぞ、夏..
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神奈川近文の柳田國男展では吉増剛造さん講演+北村太郎の会・四季派学会のご案内秋の蟻 畳のへりを 越えられず (松本 邦吉) 詩人の松本邦吉(くによし)さんの新詩集『しずかな人 春の海』には、106の俳句が収められています。そのなかの一句です。虚子ばりの写生句..
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駅長ネコ「たま」のいる貴志川町は古墳の宝庫+M・ドゥギー氏と吉増剛造さんくもること わすれし 空のひばりかな (久保田 万太郎) 麗らかに晴れ上がった春の空のうえで雲雀が鳴いています。「曇ることを忘れた空」という言い回しがニクイですね。ただ『万太郎の一..
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宮澤賢治と柳田國男の足跡を追って白梅に夜が来て人に夜の刻 (森 澄雄) 夕方に散歩をして家のそばで夕靄に白梅が白い花を咲かせているのを眺めました。そのまま家に帰りつくと、その後はもう夜の時間です。そんな情景をまざま..
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天神様の細道じゃ集中豪雨の影響は如何ばかりかと遠回りで町へ下ってみましたが、大した問題も無く国道117号線へ出ました。 それでもまだ他の場所では通行止め箇所もあるようで、早い復旧を願って途中の北野天満宮で手を合..
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