記事「池内紀」 の 検索結果 29 件
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東京ひとり散歩1 泉岳寺1池内紀さんの『東京ひとり散歩』を読んでいる。“東京の居候”と自らを規定して、十八歳から今までの半世紀を街歩き風に描いたエッセイだ。 少しシニカルな、そこで半身に永遠の居候がいると見いだして昔..
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日本文学100年の名作 第9巻 アイロンのある風景(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第9巻。1994年から2003年に発表された16篇を収録。 収録作は、辻原登「塩山再訪」、吉村昭「梅の蕾」、浅田次郎「ラブ・レター」、林真理子「年..
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池内紀 ドイツ文学者最後の仕事こんばんは。 このブログで敬愛する池内紀さんを礼讃する記事を書いてから10年以上がたちました。 その池内紀さんが2019年8月に亡くなったことを知ったのは、2020年に入って本屋さんを巡っ..
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日本文学100年の名作 第8巻 薄情くじら(池内紀・川本三郎・松田哲夫)「生きてるのよね、私たち」 (p423) (夏草) 新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第8巻。1984年から93年に発表された14篇を収録。収録作は、 深沢七郎「極楽まくらおとし..
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日本文学100年の名作 第7巻 公然の秘密(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念の中短編アンソロジー全集第7巻。1974年から83年に発表された17篇を収録。収録作は、筒井康隆「五郎八航空」、柴田錬三郎「長崎奉行始末」、円地文子「花の下もと」、安部公房「公..
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日本文学100年の名作 第6巻 ベトナム姐ちゃん(池内紀・川本三郎・松田哲夫)「愚人なら愚人のままがよい。愚人で国を憂えて妄動すれば、その災害ははかり知れぬ」 (p162) (倉敷の若旦那) でもね、佑子、兵隊さんが慰安所に行くのは、「穢れさ」もないぐらい、虫的な..
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消えた国追われた人々東プロシアの旅 池内紀 著 人気ブログランキング <内容> 東プロシアという今はなき国の歴史を求めて、2002年から2008年にかけて3回の旅を重ね、闇に埋もれた過去の諸相と現在を探ってゆく紀..
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日本文学100年の名作 第5巻 百万円煎餅(池内紀・川本三郎・松田哲夫)つぎつぎと生産することばかりに熱心で、あとしまつに頭を使うのは、だれもがいやがっていたのだ。 (p182) (おーい でてこーい) やれやれ、人間というものは、生きるにも死ぬにも人に厄介..
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凍てつく海のむこうにルータ・セペティス 著 野沢佳織 訳 「Salt to the Sea」 カバーイラスト Matt Jones 人気ブログランキング <あらすじ> 第二次世界大戦末期の1945年1月、ドイツ..
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日本文学100年の名作 第4巻 木の都(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念として刊行された、中短編アンソロジー全集の第4巻。1944年から1953年の10年間に発表された15篇を収録。収録作は、織田作之助「木の都」、豊島与志雄「沼のほとり」、坂..
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池内紀 ナチスと闘うトーマス・マンこんばんは。 今年のノーベル文学賞は、日本出身の作家カズオ・イシグロ氏が受賞しました。 その授賞理由は、「偉大な感情の力をもつ小説で、我々の世界とのつながりの感覚が不確かなものでしかな..
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日本文学100年の名作 第3巻 三月の第四日曜(池内紀・川本三郎・松田哲夫)新潮文庫創刊100年記念として刊行された、中短編アンソロジー全集の第3弾。1934年から1943年の10年間に発表された13編を収録。 収録作は、萩原朔太郎「猫町」、武田麟太郎「一の酉」、菊..
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