記事「磯田湖龍斎」 の 検索結果 6 件
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小説・写楽 11 「お楽」に生写し(承前) また、費用についても『お上からの内々のお達しで、既に役者の給金を半分近くに減らすことが決まっている』とのことで、初版の摺り上がりは全て都伝内が買い取ることで話がついた。構図や役者の表情に..
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小説・写楽 10(承前) 人づてに聞いた所では、裏店にくすぶってはいるものの、気は確かで筆も棄てた訳ではないらしい。都伝内はその時、何も深く考えず適当に歌舞伎恒例の演題と、思い付く役者連中の配役を一通り書き出し、..
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小説・写楽 9 湖龍斎からの書面(承前) 30枚近い下絵を部屋中に広げ、膳も取り払った座敷の中央に座り込んだ山東京伝が、ため息混じりに呟いた。 「へーっ、これが湖龍斎の手とはねぇ、それに、まだお江戸にいたとは知らなかった、..
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小説・写楽 2(承前) ここから管理人の独り勝手な思い込みが始まり、この礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)が東洲斎写楽である可能性について考えてみたのです。まず、湖龍斎という絵師が安永年間まで活躍したことについ..
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小説・写楽 1ここからのお話は、別のページで試みた実証の続きではなく、筆者の、随分と頼りなさを増しつつある脳味噌のどこかに一瞬キラリと閃いた妄想を、小説のような形で書き進めたもので、世の中に溢れている「写楽研..
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世界が驚いたニッポンの芸術 浮世絵の謎拙著の紹介をさせていただきます。 2016年2月に発売いたしました 『世界が驚いたニッポンの芸術 浮世絵の謎』です。 本ブログでも一度ご紹介しましたが (→こちら) 浮世絵..
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