記事「臨済」 の 検索結果 31 件
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『臨済和尚(禅師)はこういう人である』(200426)朝(もう昼近く)布団の中で臨済についておたずねすると、次のようにその人は言った。 「あの人はきょう書類を出しに行って、明日も行くことにし、あすもう一度行くことにした。そしたら日付がきのうになってい..
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No.664 臨済 - 一瞬一瞬に変動しない私(質問者) どういうところが一瞬一瞬に変動しない私ですか? (臨済) 君がたずねようとするとき、もう変動してしまう。 本体と現象の二つになる。 仲間よ、心得違いをしてはいかん。 世間で..
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No.663 臨済 - 真実に道を学ぶものはおよそ真実に道を学ぶものは、決して仏に取り入らず、菩薩や羅漢に取り入らぬ。三つの世界のめでたさを気に掛けない。 はるかにずば抜けて、何ものにも拘束されん。 天地がひっくり返ってもおれは全く気に掛け..
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No.662 臨済 - 君たちはあたふたと脇道に何かを学ぼうとするが...君たちはあたふたと脇道に何かを学ぼうとするが、三祇(さんぎ)という途方もなく長い時間を経て生まれたり死んだりするよりも、所作もなく禅院で椅子の上に脚を組んで座っている方が良い。 --- 臨済
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No.661 臨済 - 実在するのは...実在するのは、君たち仲間と言う、わしの目の前でたったいま、説法を聞いている男である。 火に飛び込んでも焼けず、三途地獄に堕ちても、遊園でぶらついているように自由で、餓鬼や畜生の世界でも、罪の報いに苦..
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No.660 臨済 - それが信じられぬでは、一生無駄に好き勝手するが良い修行者よ、君たちは飯袋と糞桶を肩にかついで、わけみちに駆け回り、仏を探し教えを探そうとする。 たったいま、そんなに追っかけまわしているの当の男が誰か、君たちはわかっているのか。 勢いよくぴちぴちし..
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No.635 臨済 - 君たちの一瞬の疑いの心が...(質問) どういうものが、四つの変わりようのない大地ですか? (臨済) 君たちの一瞬の疑いの心が土地という要素に自分を固まらせるのであり、君たちの一瞬の渇愛が水という要素に自分を溺れさせるの..
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No.634 臨済 - 何かを説きたてたらもうごみだ古人(南岳懐譲)は言っている、「何かを説きたてたらもうごみだ」と。君たち、とことん自分で看て取るだけだ。その他にいったいなにがあろう。 --- 臨済
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No.633 臨済 - 大海の水は生き物の死骸を残さんたとえば大海の水は生き物の死骸を残さん。君たちはそいつを担いで世界中歩き回ろうとするから、自分で自分の目をそこない、心の動きを妨げる。 --- 臨済
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No.632 臨済 - 仏を探すなら、その男は仏を見失っている誰も仏を探すなら、その男は仏を見失っている。誰も道を探すなら、その男は道を取り逃がす。誰も祖師を探すなら、その男は祖師を見失っている。 --- 臨済
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No.631 臨済 - 話に何の仔細(しさい)もない仲間よ、私の言うことをうのみにしてはならん。なぜなら話に何の仔細(しさい)もないのである。ある特定の期間、空中に絵を描いて見せるだけだ。 --- 臨済
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No.630 臨済 - 探さねばならぬ仏もなければ...探さねばならぬ仏もなければ、完成しなければならぬ道もなく、つかまねばならぬ道もありはしない。 --- 臨済
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