記事「舞踏」 の 検索結果 56 件
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福山知佐子さんの個展、吉祥寺に訪ねました+荒川河岸での加藤啓さんと山本むつみさんの野外人形パフォーマンス、素晴らしかったです秋富士や 林檎を唇(くち)にあて危ふし (安東 次男) あんつぐさんの俳句習作時代の作をまとめた『流火草堂遺珠』から採りました。韻律的には、三句めが「あてあやうし」と6音、若々しい..
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府中市美では「ぎこちない」が主題の与謝蕪村展、面白いです+笠井叡さん、大石凝真素美のテキスト朗誦で踊りました、凄い!夕ばえて かさなりあへり 春の山 (飯田 蛇笏) 格調高い句風で、近代俳句界の最高峰とされる蛇笏に、こんなシンプルな春の句がありました。暮らし続けた甲斐の国の風景を写生の原則にのっ..
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国分寺の天使館では笠井叡さん・高橋悠治さんのデュオで一年を〆ます+ロックバンド・コロシアムの新CDとスーパートリオJCM襤褸(ぼろ)市や 「感心せんと買うてくれ」 (小澤 實) 世田谷の襤褸市は、12月と1月の15日16日に開かれます。正月を跨いだ冬の風物詩です。大掃除をしていたら小澤實さんのアン..
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瀧口修造の「手づくり本」展、慶應アートセンターで+さらに「土方巽を語ること」、演出家の佐藤信さんの講演でした岐れ路の 寒灯それて オリオンへ (安東 次男) 冬の夜空を象徴するオリオンのもと、凍てついた夜の大気のなかを三叉路?が続いている、そんな絵柄が浮かびます。あんつぐさんの習作..
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国分寺の天使館で笠井叡さんソロダンス、舞踏ダンサーたちも大勢集まりました餅を切る 庖丁鈍し 古暦(ふるごよみ) (夏目 漱石) 今年も余すところあと二日です。2019年の古くなったカレンダーは明後日にはゴミ箱です。昔小学生のころ田舎の祖父母の家では..
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シアターχでは吉増剛造さん『舞踏言語』刊行記念イベント、笠井叡さんや中嶋夏さんゲストでした箸おいて 居眠る癖や 秋の風 (内田 百閒) 久しぶりに百閒先生の句を紹介します。昼食を済ませたあと、どこやら睡魔に誘われるままこっくりこっくり、という情景ですね。確かに、..
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旧日仏学院での『室伏鴻集成』出版記念イベントに参加しました風邪惹きの 猫の寝息の かなしけれ (加藤 楸邨) 格調高い詠みぶりで知られる楸邨に、猫の句を120句集めて編んだ句集『猫』(ふらんす堂)があります。飼い猫が風邪をひいて寝ている。そ..
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吉増剛造さん朗読イベントとサイン会+土方巽鎌鼬美術館設立記念イベントが慶應アートセンターにて持ち古(ふ)りし 夫婦(めおと)の箸や 冷奴 (久保田 万太郎) 蒸し暑さが続き、空はなおも梅雨空、関東地方も早く梅雨明けして欲しいものです。こんな季節の食膳にはやはり冷ややっこが嬉..
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笠井叡+麿赤児の「ハヤサスラヒメ」、圧巻の舞台でした+志村ふくみさん『薔薇のことぶれ』世の塵を 降りかくしけり 今朝の雪 (井月) 前回に続いて、信州伊那谷の「乞食井月(せいげつ)」の句を引きましょう。井月の清新な感覚は、初雪の純白さが世の中の汚れを吸いこんでしまったよ..
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ザ・ミュージアムでは英国水彩画展+詩歌文学館での吉増剛造さん×笠井叡さんイベント、2月16日ですこのところ 豆腐づくめや 暮の秋 (久保田 万太郎) 今年の秋はうんと短い印象ですね。このところ肌寒い日が続き、もう初冬の気分です。さて万太郎句、冬が近いので湯豆腐なんぞばかり食べ..
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大野一雄フェスでの笠井叡・ソロ舞踏「あんまの方へ」、終演後は巌谷國士氏とのトークでした秋ゆくや 母は林檎をうすくむく (吉岡 実) 現代詩人の吉岡実さんは、抒情的な伝統俳句の熱心な読み手でもありました。吉岡さん没後の2003年に刊行された句集『奴草』には150句ほどの自作..
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舞踏家・大野慶人さん戸次(へつぎ)で舞う!こんなパンフレットを見つけた! 大分市の南に位置する戸次の文化、歴史に 詳しくなくても、昔から「ゴボウ」で有名ですね。 もちろんゴボウ以外にも名産品はあるのですが、 歴史と文化..
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