記事「野村宏平」 の 検索結果 7 件
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消えた文代さん:乱歩と挿絵画家~番外篇その7(承前) 前回の記事で、 文代さんと小林少年は同一人物である。 との仮説を立てることにより、「小林少年の謎」が解けるだけでなく、ほかにも散見される「不自然な点、不可解な事象」を..
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明智探偵のアリバイ工作:乱歩と挿絵画家~番外篇その6(承前) 乱歩はなぜ、「魔術師」の構想段階と実際の執筆段階とで、登場人物の入れ替え―「玉村進一」を「玉村妙子」に、「芳雄少年」を「文代さん」に―を行ったのか? ※会津久三・画「魔術..
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この全集の特色というか全体的な感想というか、一旦区切りをつけたるためのまとめ あかね書房『少年少女世界推理文学全集』=その7さて、長々とあかね書房『少年少女世界推理文学全集』について書き連ねてきましたが、これらの文章は「戦後児童文学とミステリの関わり」とかいったようなテーマを体系的に論じよう、などという意図は一切ありませ..
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『江戸川乱歩全集』第2巻より「人間椅子」「湖畔亭事件」:乱歩と挿絵画家~その4講談社版『江戸川乱歩全集』第2巻「パノラマ島奇談」(1969年5月初版) 収録作品は次のとおり。(頭に★印のついた作品が古沢岩美の挿絵付きです) ★「人間椅子」、「疑惑」、「接吻」、★「湖畔..
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「少年少女世界推理文学全集」再説~全集のあらまし① 発行所~刊行年月~価格『少年少女世界推理文学全集』全20巻(以下『本全集』と記します)について、少し詳しく見ていきましょう。 まずは、全体のあらましから。 なるべく現物にあたりながら確実なデータをもとに記し..
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「少年少女世界推理文学全集」再説~コンプリートへの道のり(前回の続き)(承前) 二度あることは三度ある。 私の実家の、徒歩圏内の古書店で、貴重な2冊をゲットしたことに味をしめました。 お膝元でこうもやすやす見つかるくらいなら、各地の古書店を丹念に..
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江戸川乱歩 生誕120年・歿後50年をふりかえる~その3(前回からの続き) 6.『江戸川乱歩とその時代』(PHP研究所 2014年12月)著者:武光誠 イラスト:梅田紀代志 時代の変遷と乱歩の生涯とを重ね合わせる試み、という明確なコンセプトが..
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