記事「poem」 の 検索結果 514 件
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I've read “Where the Sidwalk Ends"Recently I'm reading “Dracula" It's a Gothic horror written by Bram Stoker in the Victorian era. T..
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William Blake1月14日配信のSSS多読通信を読んで、年末に突如、ウイリアム・ブレイクに出会ったことを思い出しました。 出会いというものはおもしろいものです。 出会うときには一度に出会うものですね。 前年..
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くぼみわたしは 小さなくぼみでしかありません そんなことを呟く君は まだ気づいていないのだろうか かわいた砂けむり立つ道に 降り続けた雨があがって まだどこにも 行きたくな..
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幸福堂新規開店の扉の前に 何やら長い行列ができていた 何のお店かわからないまま 行列につられて 次から次へと人は続いてゆく 誰かがぽつりと言った このお店には評判の 幸福になれるグッ..
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誰かの春になりたい両手を双眼鏡にして ふざけてのぞき込んだ春は かなしいくらいどこまでも春らしい春 平凡という言葉が 痛いくらい熱く 冷たい胸に染み込んでくる 小さく泥跳ねしたままのシューズで ..
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春の水になって果てしないゆきみち 寄り添いながら歩く猫たちは ときどきブルルと 片方の足を上げながら それでも前へ前へと歩いてゆく 久しぶりの晴れの日だから 何よりもあたたかくて どこまで..
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平熱人は小脇にいつも 何かを抱えて暮らしている 普段通りの日は なんにも気づかないけれど 頑張りすぎて少し 疲れて寒かったりする日は 小脇に抱えていたものを 取り出し..
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おとなりのつぼみさんおとなりのつぼみさん おとなりのつぼみさんは もうさくんですか あなたはいつさくんですか あなたがさきたいなら わたしはそのあとでいいですよ いいえ おとなりのつぼみさん..
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ほどけて空は昨年の青にほどけて またあたらしい青にからまる 鳥は昨年の風にほどけて またあたらしい風にからまる 私は何にほどけたくて いったいここまでやってきた 気がつけば ..
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あしたも生きるなにもかもレールに 乗せられるのは おもちゃの電車のようです あたしはこれから みずからの方角をみつめ みずからを進む電車になって どこかに行こうとしています 動き出すあたしを ..
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両替え数だけ増えた一枚の重みを ポケットに忍ばせて 夕暮れの商店街を歩いてゆく 踏みし出すたびに 微かな音をたてるポケットに そっと手をあてて歩いてゆく どこかで零れないよう..
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らいふ昨日までのことが まるで嘘のような休日の朝だ 窓の外から聞こえてくる 無邪気な雀たちの声が かみしめた 食パンの耳を甘くさせる いれ立ての珈琲の湯気が 淡い香りを立ち..
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