記事「外国人」 の 検索結果 4960 件
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警備処遇中の事故について考える(6)説諭、被収容者が規則を守らなかったり、指示に従わず抵抗したり、収容場内の秩序維持のために、別室などで説諭することがある。 そうした中で不幸にも死亡した事故が発生している。そうした事故に俺は直面し..
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警備処遇中の事故について考える(5)事故処理は、救急隊に引き継いで終わりとなるのだったが、俺には未だ、やらねばならないことがあった。身柄を受け入れるに当たって、引き渡された状況に違和感を覚えたからだ。 朝の点呼を終えてから、それは..
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警備処遇中の事故について考える(4)それは朝の点呼を終えて、収容場内がほっと一息ついている時に起こった。 非常ベルが鳴り響く中、俺は副看守責任者のMとともに、第一ボックス横の保護室に向かった。 そこには心臓マッサージとともに、..
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警備処遇中の事故について考える(3)次に、収容中の外国人の縊死事件に遭遇したときには、警備係長になっていた。 不法残留事件で起訴され、執行猶予付きの判決を受けた外国人を収容したときのことだ。 入所手続き中から、奇声を発したり、..
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警備処遇中の事故について考える(2)俺が現職中に遭遇した警備処遇中の事故、縊死事案に二回遭遇している。 最初は反対番の処遇中に発生した在日韓国人の縊死事件だった。採用されたばかりの俺は、深夜に緊急召集がかかり何も分からず理解の範疇..
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警備処遇中の事故について考える(1)先日、次のような新聞記事を見ていて、警備処遇について考えてみた。 入管収容中のベトナム人死亡 頭痛訴えるも専門検査なし 法務省入国管理局は4日、退去強制処分を受けて東日本入国管理センター..
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今を生きる入国警備官のために 怒りのコントロール(5)俺は通常、少し乱暴な口調で話すことが多いのだが、それも怒りをコントロールするために、結果有効なものとなっている。 もともと地声が大きいのに加えて、ぞんざいな口調で指摘したり、反論したりすると、相..
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今を生きる入国警備官のために 怒りのコントロール(4)如何に温厚な俺と言っても(ここは笑うところだ)、嫌な言動に遭遇したり、上司から理不尽な指示を受けたりして、それなりにストレスが溜まってしまうこともある。 溜まり方が緩やかで許容量が多い俺は、ほん..
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今を生きる入国警備官のために 怒りのコントロール(3)i 怒りの沸点が高い俺はそれまでの人生の中で、あまり人に裏切られたり、侮辱されたり、謂われない暴力を受けたことはなかった。 つまり比較的に幸せな人生だった訳だ。それは自分にとって良い環境であったの..
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今を生きる入国警備官のために 怒りのコントロール(2)人はどんな時に怒りを覚えるのだろう?暴力を振るわれた時、侮蔑された時、謂れ無き非難中傷を浴びせられた時、様々なケースが考えられるが、怒りの衝動が沸点に達するまでには、個々人の性格や対峙する相手の態様..
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今を生きる入国警備官のために 怒りのコントロール(1)最近、ロードレイジ、路上の怒りについての事件が多々発生しているが、入国管理局の職員にも、怒りの感情が湧いて、とんでもない状況に置かれることもある。 収容場の警備において、違反調査時において、護送..
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未だにある入管職員の偏見と差別意識(5)両者に共通して言えることは、共に電話による会話において、被差別的な対応を受けたと感じていることだ。 これはどのような職種の人であっても、十分に気を配って対応しなければならないことの一つだ。顔の見..