記事「直木賞」 の 検索結果 1532 件
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月と蟹 [book]道尾秀介/文藝春秋/お薦め度 ★★★★直木賞候補作明日、1月17日(月曜日)、第144回直木賞が決定します。ここ何回か候補にあがっている作者ですが、本書で受賞はマズイでしょ!?ヤドカリを神様、ヤドカミ..
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廃墟に乞う [book]佐々木譲/文藝春秋/お薦め度 ★★★★直木賞受賞作警察小説の旗頭だが、直木賞にはとんと縁がなかった著者休職中の刑事、仙道孝司が主人公の連作短篇集。休職中の身でありながら、いろんな相談事を持ちこまれ、警..
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鷺と雪 [book]北村薫/文藝春秋/お薦め度 ★★★★ シリーズ第三弾大御所なのに直木賞を受賞していない作家のひとり。本書で直木賞がとれるかもしれない(わたしの大胆予測)!?連作短編集、三編収録されている。表題の「鷺と..
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利休にたずねよ [book]山本兼一/PHP研究所/お薦め度 ★★★★★ 第140回直木賞受賞作プロダクト・ディレクター、インテリア・コーディネーター、イベント・プロデューサー、フード・コーディネーター・・・千利休の多彩な顔信長..
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私の男 [book]桜庭一樹/文藝春秋/お薦め度 ★★★★★ 衝撃の問題作!?ひょっとすると「直木賞」をとる作品かも!?「ハンニバル・ライジング」、「夜愁」に続く「時間巻き戻し」作。25歳の淳悟が9歳の孤児、花を養子縁組..
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あかね空 [book]山本一力/文藝春秋/お薦め度 ★★★★★わたし的には、今、時代劇を書かせたら一番巧いのは宮部みゆきだと思っています(ミヤベのファンということを差し引いても)。そのミヤベに勝るとも劣らない名手があらわれ..
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空中ブランコ [book]奥田英朗/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆「最悪」、「邪魔」のクライム・ノベルとは正反対な爆笑小説!?「イン・ザ・プール」の続編。精神科医・伊良部の「幼心」?に驚き、呆れる。「平凡に暮らしている人を苦し..
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タイプは似てる吉田戦車『ごめん買っちゃった―マンガ家の物欲ー』読了。 なんか買い物の傾向が似ている。年も近いし、トーホグ人だし。猫ちぐらの章は、レオン君を思い出して、ちょっと泣きました。 川越..
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猫の一人(匹)称赤川 次郎 、 新井 素子、 石田 衣良、 荻原 浩、 恩田 陸、 原田 マハ、 村山 由佳、 山内 マリコ『吾輩も猫である』読了。 なんといってもこの表紙のかわいらしさにや..
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どちらも面白い荒木源『けいどろ』読了。 『ちょんまげぷりん』の人。今回はまた、人情ものに。それにしても、この大阪弁は正しいのだろうか。詳しくないけど。結末がちょっと切なかったが、こういうことって、案外あ..
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大河ロマン!東山彰良『流』読了。 言わずと知れた直木賞受賞作。骨太で飽きさせず、歴史の流れも感じるすごい作品。なんかうまく感想が書けない。映画化するならこういう作品でしょう、と思うけど、撮ろうと思っ..
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市井のテロリズム貫井徳郎『私に似た人』読了。 直木賞候補作で、受賞は逃しているが、とてもよくできた連作短編。途中けっこうぞっとする場面が多くて、最後の話でなんとなく救われるという展開。ただ、小口テロの大..