記事「短歌」 の 検索結果 17224 件
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振動声にのり君の振動伝わりぬ 喉に触れたる額ゆらして 面白く何度も声を出させては ふるえる喉に伝えし笑い 生真面目に日々の苦労を話しおり 他愛なき時愛おしき時
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眼かけがえのないもの強きその眼差し 真っ直ぐなひかり宿りし想い 覗きこむその眼に伏せる心にも 揺れる想いは隠しきれずに 歩きつつ強く握る手繰り返し 想い切なりわが眼潤みて ..
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ここに絡まりし糸を手繰りてここに居り 赤き色成し固結びしたし 想いつつ無理を重ねて幾年か ここに辿りてかなしき背中 待つというその一言をのみ込んで 明日より先に幸いあれと
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星星の風待ちて夜空を見渡しぬ 甘き囁き伝えし風を 星々のつくる川あり密やかに ともに繋がり仰いでみたし たなばたですね。 甘い夜か、甘い想いか。。。(#^.^#) 数多の..
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さよなら~~たなばたさよならのその一言が遠すぎて 雨の音さえ耳鳴りのよう 元気だと伝える言葉の明るさを 雨に流して消してしまいたい 雨音と心臓の音重なりて 過ごしし夜も遠き想いで さよならと..
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しのぶ占いにキライの文字を隠しおり 幼きゆえの深き知恵なり 雨の間に強く香りし白百合の その気位を今日は欲しぬ 偲ぶれど想う心は迷いなく 幾度も幾度も繰り返し夜よ 子供の頃の花..
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とってもお久しぶり^^;梅雨の晴れ間。 午前中は青い空もちょこっと見えました。 いろんなことがいっきに重なって。 (自分でよしと思って受けた数々ではありますが^^;) さすがに時間に余裕がなくなり。あっても細切れ..
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零れる変わりゆく今を良しとも思えども ふいに零れし涙せつなく 青の空薄くかかりし雲なびき 今日の想いをどこに連れゆく 君の読む文字の底にも隠れたり 静かな心熱きゆらめき
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薄明かり月に酔い雲は戯れ薄明かり 酔いし薄雲想い絡ませ 夜のゆく道を辿って行きたしも 月は笑いて道影を消し
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代わりはなくて真夜中にあなたに送ったその文字と すれ違ったまま過ぎ行くあなた くもり空眺めてみても歩いても くもる空には代わりはなくて 翠色のガラスの器に咲く花の 潔き白われも持ちたし
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しめり香ぽつぽつと頬に落ちくる雨粒は いつかの雨を想う匂いと 柿の葉を色濃く染めし夏の雨 かすかに匂う柿のしめり香 いつの間になじんでいたか化粧の香 雨の日に知る我れの残り香
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散歩夜の中散歩するよに歩く道 照らすライトも知らぬ顔して 風を撫で誘うようにも歩いては 音もなくゆく夜の恋しさ 階段もエレベーターも坂道も ゆるゆる歩く時間愛しき