記事「短歌」 の 検索結果 17225 件
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スリッパをそろへてくれた四歳がおとしよりにはやさしくするの今日は一日雪マークなり。
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四歳はおにいちやんなれば揺り籠のはるちやんに添ひカメラ目線す年賀状、まだだつた。
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人界に来たりて六十日の子は稲佐の浜の風にくしやみす真昼間から、ご近所の日帰り温泉へ。 ふふ
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りんごはんぶんよつつに切つて皮を剥く 九十四歳はりはりかじるふぅむ
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反り返るタグに手アイロンかけてゐる戻らぬものは戻らぬままにずいぶんと久しぶりに散歩をしたのだけれど、季節はずんずんと移つてゐた。 息子の奥さんが写真を送つてくれた。 六カ月が、にこり笑つてゐる。 なんだか..
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もうすでに遠く隔たる人のゐる部屋よりひとつしはぶき聞こゆちよつと、疲れてきた。 散歩をしなきや。 はーはー、白い息を吐きながら。
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電子レンジでちんして焼きそば食べてゐる昨日のことに触れないままでカワアイサ もうしばらく散歩をしてゐないので、もうしばらく見てゐない。
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短歌人12月号より その6 会員1小麦粉にマヨネーズ入れて衣とすかかる工夫に今日の天麩羅 保里正子 茂吉調と言ひますか、小池光調と言ひますか、かういふの、好きです。 風草は草原..
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なんでもないお母さんの顔が見たくつて 焼きそばを持ちむすめ来たりぬ冷えこみ、なかなか緩みませぬなあ。
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短歌人12月号より その5 会員1兄さんが幼きわれを背に乗せて泳ぎし海を今も忘れず 高木律子 海や川など、昔の子供は勝手に泳げた。 集落のガキ大将が、一番小さな子を背に乗せて、他は引..
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山の端に日が沈みゆくときの間のそんなにひどいことを言へるのそうそう、年賀状の準備をしなくつちや。 と言ひつつも、結局25日過ぎちやうのよね。
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短歌人12月号より その4 会員2、 会員1亀の身であるとするならおろおろと七千年を過ぎたころ合い 上村五十八 おろおろと、がなんとも味はひ深い。 ビン捨つる音のさぶしゑ 貝塚に縄文人もかく..