記事「短歌」 の 検索結果 17225 件
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水門をいでこしさくらはなびらが渦巻きながら側溝へ消ゆげにまつこと、消耗してをりまする。
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短歌人誌 7月号より その5 会員1花吹雪手に受けし妻振り向いて子供のように目元が笑う 渋谷和夫 おそらく中年あるは初老に達していらつしやる作者。 配偶者をかう手放しで詠めること、素敵..
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花見よりもどりし九十四歳が団子一折土産と持ちくズッキーニ。 これより大きくなるところ。
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にんげんは散り際大事さはされど人間ドックに予約をいれるキウイの若実。 今ではもう、大きくなつてゐるはず。
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短歌人誌 7月号より その4 会員1旅行鞄提げて改札出る夫の背丈いくらか低くなりたり 村井かほる 夫の背丈が実際に縮んだ訳ではあるまい。 長らく夫婦をしてゐると、若い頃にはあれほども大..
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ああとちさく声はいでたり仮面ライダーエグゼイドみる四歳児よりずいぶんと久しぶりに山の温泉に行つてきました。 ずいぶんと久しぶりの汗だらだらになりました。
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ゆめのなかのゆふやけのやう宍道湖の水面も雲も茜色して何時もの病院へ。 暑い、げにまつこと。
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短歌人誌 7月号より その3 会員2ナタデココ食べれば急に(ごめん今からしばらくは気分が落ちる) 笹川諒 ナタデココと気分が落ちることとは、なぁんも関係ない。 関係ないけど、気分..
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屍のポーズに春の風がくるガンジス河辺のけむりにもくる湿度は高いものの、気温が三十度を超えず、ひとまずの一日。 朝方こむらがえりを起こした左脹脛が、鈍く痛む一日でありましたよ。
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山道を歩けば筋肉痛となる足なり筋肉あるをよろこぶ本日は、塔短歌会 島根歌会(旧奥出雲歌会)へ。 十七歳から、六十うん歳まで。 何時も、お世話になつてをりまする。
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短歌人誌 7月号より その2 会員2人みなのおどろくひまに消えたしと思へどわれはそれを見る人 鈴木秋馬 手品を見ての一連。 手品を見ての感慨でありつつも、日日の暮らしの途中に、かう..
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いつぽんの棒にありたる縞蛇がふりさけしのち草へとはいる猛暑日復活す。