記事「絵本」 の 検索結果 18370 件
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『オオカミ』(エミリー・グラヴェット:作、ゆづきかやこ:訳)「作者としては、この本を作っている間、ウサギが灰色オオカミに食べられることはなかったと伝えたいのです。フィクションですからね」 図書館で『オオカミ』という絵本を借りたウサギを待っていた恐ろし..
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『ちいさいおうち』(著、イラスト:バージニア・リー・バートン、翻訳:石井桃子)静かな田舎に建てられた、ちいさいおうち。だが時代が進むにつれて都市化の波が押し寄せてきて・・・。1943年にカルデコット賞を受賞した不朽の名作絵本。単行本(岩波書店)出版は1954年04月、改版は1..
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『手袋を買いに』(新美南吉:作、黒井健:絵)「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」 新美南吉さんの名作に、黒井健さんが美しい挿絵をつけた素敵な絵本。単行本(偕成社)出版は、1988年03月です。 雪..
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『かあさんは どこ?』(クロード・K・デュポワ:作、落合恵子:訳)「この本の主人公と母に共通していることは、ともに見放された子どもであること、暴力、悲しみ、恐怖など、子どもが理解できない、巨大な社会の理不尽な現実に、幼くして向きあわなければならなかったことです」 ..
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『やだよ』(クラウディア・ルエダ:作、うのかずみ:訳)「そろそろ おやすみの じかんよ」 「やだよ まだ ねむくないよう」 熊の母子が登場する動物絵本。単行本(西村書店)出版は、2013年02月です。 秋も深まり、そろそろ冬眠の..
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『まさかさかさま 動物回文集』(著:石津ちひろ、イラスト:長新太)「ねこなまけまなこね (ネコ、怠け眼ね)」 「めもかわいいわかもめ (目も可愛いわ、カモメ)」 「だめなからすやすらかなめだ (駄目なカラス、安らかな目だ)」 ひらがなを覚えた..
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『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』(作:ジェフリー・ブラウン、訳:とみながあきこ)「娘はベッドから出ることに強固に抵抗している。起こすにはまだ時間がかかるだろう」、「では、プリンセス。そろそろ隠した洗濯かごの場所を言ってもらおうか」 反抗期の娘を育てるのは銀河制圧よりも大変だ..
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『おばけリンゴ』(作・絵:ヤーノシュ、翻訳:やがわすみこ)「おうさまは たいへんしんぱいして、おおいそぎで ひみつけいさつを よびました。くろい ふくを きた、たくましい けいさつかんたちは、こわいものしらずの ゆうかんな ひとばかりでした」 ポー..
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『百年の家』(作:J・パトリック・ルイス、絵:ロベルト・インノチェンティ、訳:長田弘)「そうして、いまにつづく現代の夜明けのときに、わたしには、新しいいのちが吹き込まれたのである」 怒濤の20世紀を目撃した一軒の家の物語。単行本(講談社)出版は、2010年03月です。 ..
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『ちがうねん』(作:ジョン・クラッセン、訳:長谷川義史)「このぼうし ぼくのと ちがうねん。とってきてん。おっきな さかなから とってきてん」 名作『どこいったん』に続く、ジョン・クラッセン作、長谷川義史訳の「大阪弁翻訳絵本」その第二弾。単行本(..
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『どこいったん』(作:ジョン・クラッセン、訳:長谷川義史)「ぼくのぼうし どこいったん?」 「し、しらんよ。なんで ぼくに きくん? ぼうしなんか どこにも ないで。ぼうしなんか しらんで。ぼうしなんか とってへんで。ぼくに きくのん やめてえな」 ..
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『パオアルのキツネたいじ』(原作:蒲松齢、絵:蔡皋、翻訳:中由美子)「へやのなかには かみを ふりみだした おかあさんが いました。ふとんのなかで ないたり、わらったりしています。なんだか 気が へんになったようでした」 『聊斎志異』の一話を原作とした絵本。..