記事「言語学」 の 検索結果 399 件
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(8)<Xは主語ではなく、Xは主題である>と言う主張 <Xは、・・・>と言う「は」は、文末との<係り結び>の関係を形成している助詞である。 ーー係り結び 普通の文章の文末は、語の終止形で終わる..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(7)「詞」と「辞」の区別 文法的な所から日本語の特徴として考えられたものであるなら、日本語と同じ膠着語である朝鮮語やトルコ語からも、同じ問いが生まれてもいいのではないか。それが他の民族の中から..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(6)<信号機が赤だから>、人々が一旦停止するのです。・・・・・(1-3) <信号機が赤だから>、人々は一旦停止するのです。・・・・・(2-3) <信号機は赤だから..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(5)ある事実を語る時、例えば目の前の出来事に対して、 信号機<が>赤だ ・・・・(1) と言う事と 信号機<は>赤だ ・・・・(2) と言う事に違いがあるのは、心の声としての<は、が>によって表さ..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(4)時枝が西田から受け継いだもの 1)主体/客体 の対比構造を受け継いだ事 2)無=場所の統合、あるいは述語的統合を 零記号として受け継いだ事 梅の花「が」咲いた。 梅の花「は」咲いた。・・・..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(3)西田幾太郎の<場の論理> ーー私は、西田が「場所」と言う言葉で格助詞の喚起させる形象性に依拠しつつ場所のイメージを頭の中に描いているに違いない事に気づいた。 場所・・・「何ものかを包むもの」として..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(2)格助詞は、二つないし三つの概念において、「これを全体とみなして言えば」と言う制限と「その制限以内における<あるモノの選択=その他のモノの排除>と言う二重の条件を満たす事によって機能する事である。」 ..
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日本語と日本思想ーー浅利誠 藤原書店(1)第一章 格助詞ーーが、に、を、に、へ、と、から、より、で゛ーーについて 自らの特殊性を特殊性として自覚し、それがあくまでも相対的な特殊性である事、つまり、他者側もまた同様の事が言いうるのだから..
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言語の規範と言う事(4)脳という劇場ーー唯脳論・対話編 養老孟司 青土社 ・・・・・・・・身体と言語 吉本隆明との対話・・・・・・・・・・ ーーー「a」は「は」、「the」は「が」 「は」と「が」についての、三浦..
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言語の規範と言う事(3)言語と言うモノ・・・ 歴史的にうまれ、支持し、発達し、助長されて来た、歴史的産物であり、民族の間に継承されている心的構成体であり、民族共有の精神的遺産である。 日本では、日本語が、中国では中国語..
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言語の規範と言う事(2)言葉における音韻と言う視点は,現実の私の声帯の振動としてある話し言葉が、その音韻を本質とした現象形態となる事です。現実の声帯の振動としての言葉は、単に物理的としてなら、声帯の振動が喉をトンネルとした共..
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言語の規範と言う事(1)日本語を話している私にとって、外国語は日本語の様に理解されていない言葉である事。 この理解されていない側面は,日本語では理解され,例えば韓国語では理解されていないと言うことです。文字としての韓国語、..