記事「言語学」 の 検索結果 399 件
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言葉論の枠組みについての思考(1)普遍文法の存在・・・・・・チョムスキー文法 どんな人間でも,頭の中には普遍文法がある。 その同一の普遍的文法が、各言語の中で別々の形態で表れている。 例えば、英語の冠詞と日本語の<は、が>と..
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話し言葉と書き言葉の関係(3)歴史的な<仮名>の生まれ方・・・・・万葉かな 上代に日本語の話し言葉として表されていた言葉を、<漢字>の様な書き言葉として表す様工夫したものが、万葉かなと言う事に成る。 漢字の音の中で,日本語..
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話し言葉と書き言葉の関係(2)「山」と言う漢字が伝来した時、,それ以前から存在していた話し言葉があった。その話し言葉が指示しているモノAに対して、やはり書き言葉も指示しているのであり,此処では書き言葉である「山」には漢語としての発..
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話し言葉と書き言葉の関係(1)「山」と言う漢字と言う文字・・・・此処ではコンピューターのディスプレー上の<Font>と言う文字の特定の種類としてある。白紙の上の毛筆の文字であり、インクの痕跡であり,ディスプレーの電気の点滅となる。..
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変身する事(2)ーーー<それ>と言う言葉は、話者の、対象に対する知覚を通して成立している認識を、頭の中の認識を、頭の外に、人々の前に、表しているのです。この言葉と言う表現のレベルでは、頭の中の認識を、頭の外に、声帯の..
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変身する事(1)私の部屋に木製のイスがあります。 ーーー部屋にそれに対して、まず<それ>と言う指示代名詞により表そうとするものは,日常の生活の必需品としてあるもので、決して無名で混沌として、不定形のものでない事..
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カレーライスの材料としてのタマネギ,人参その他(2)カレーライスと言う食べ物に対して,人参,タマネギ,ジャガイモ,牛肉が材料と成る時,もともとカレーライスと言う食べ物とは独立している食べ物である物が,カレーライスの中身を構成する為に参加するのだが,この..
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ソシュール 一般言語学講義(コンスタンタンのノート)を読む(1)フェルディナンド・ソシュール 著 影浦 峡,田中組子訳 東京大学出版局 一般言語学講義は、本来の意味での言語学を扱う。 <第一段階> 文法を対象として研究・・・言語の論理を研究し、規範的な文法..
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記号と言う思想(1)記号とはなにか 高辻正基 講談社・BLUE BACK 日常の中で,絶えず使われる<記号>,無数の記号に取り囲まれている生活世界 取り囲まれたり,使用したりする事で面と向かっているはずの記号と呼..
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私の前の信号が、赤であるのが見える。(3)まず、この書き出しの題は、私の見える事について、書き初めている。その書き出しの内容として、ある出来事が示されているのです。 内容(ある出来事):私と信号の位置関係は、私の顔の前方に信号機があると..
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私の前の信号が、赤であるのが見える。(2)まず、<私の目の前にある信号機が、赤く点灯している>と言う時、わざわざ「目の前に」と言う言葉で表そうとしているのは、私が確認している仕方として<見る>と言うことがあると言う事であり、当然、信号機に流れ..
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私の前の信号が、赤であるのが見える。(1)私の目の前に信号機が有り、赤いランプが点灯している。この赤く点灯している信号機が<ある>事に対して、この<ある>と言う判断を分析するのです。 デカルト的には、信号機は、赤く、丸いと言う属性として知覚..