記事「タイ王国」 の 検索結果 327 件
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タイの窯跡Ⅳ ー参考となる2つのやきもの博物館ーやきもの好きの方ならば紹介するまでもありませが、同国中北部でスコータイやシィー・サッチャナーライの窯跡群などの出土品を展示する博物館に、スコータイ新市街地のサワンカローク博物館と、サワンカローク郡中心..
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タイの窯跡Ⅴ ー『サワンカローク』の名称についてー少し前まで、私は宋胡録のふるさとが『サワンカローク』と言う土地にあって、ここに景徳鎮窯のような一大窯業地があるものとばかり思っていましたが、本格的な窯業地はこの場所ではないことが分かりました。それは現..
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タイ織機の装飾滑車Ⅰチャウトゥチャ市場では、何に使われたのか分からない木製品を数多く見ますが、装飾の美しい滑車もその一つでした。おそらく織機(しょっき)の一部であろうことは何となく分かるのですが、どう使用したのかがイメー..
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プラクルアンの世界Ⅱ ―さぁ、身に着けてみよう!―タイ人は、プラクルアンを普段着のように、ごく自然に身に着けています。若い人の中には、とてもオシャレに着けている人もいるし、数多くを身に着けていなくても、たくさんバックの中に持ち歩いている女性もいました..
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プラクルアンの世界Ⅲ ―舟形せん仏?―スコータイで入手した舟形せん仏?です。これも多量のプラクルアンが入っていた壺の店にあったものですが、多量の土物プラクルアンはこのような形のモノを細断して配ったのではなかろうかと、参考までに600B程度..
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タイ陶磁器の4 ―日本人好みの南蛮焼締め―日本人が室町時代末期頃から侘び茶に珍重したとされる『南蛮焼締め』は、中国南部、べトナム、カンボジア、ミャンマー、そしてタイの粗陶(無釉焼締め)のことを指します。主に生活雑器を中心とした大量生産品ですが..
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タイ出土の鉄砲の玉発掘品が売られているお店でよく目にとまるものの中に、「鉄砲玉(弾丸)」があります。皆さんがよく首を傾げて「ホンモノ?」とか聞かれるのですが、今のところ贋物は混じっていない様に思います。1676年(明和..
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武雄の骨董市で出会った壺数年前まで、正月になると武雄市の骨董へ足を運んでいました。その市で、鎬とやや荒目の染付けが美しい精端な壺が並んでいるのが目に留まりました。売主曰く、「これは錦手に失敗した壷なので・・」と前..
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タイ陶磁器の5 ―焼き締め大壺ーチャウトゥチャ市場通い始めの頃の話です。Section26内によく寄った店があり、奥の方に鎮座していたこの大壺が何故か気になっていまいました。ご多望に漏れず「次来た時に買うから・・」と口約..
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タイ陶磁器の6 ―白褐釉鳥花唐草文稜花皿―スコータイで購入しました。大きな窯キズがありますが、線刻の技法がよく分かる資料で、日本では香合の方が有名な図柄ですよね。おっきな陶片資料ってところですが、最近は陶片と言えども贋作を平気で売..
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タイ陶磁器の7 ―青磁蓮花文稜花皿ースコータイで購入しました。ボテッとした何の変哲も無い青磁皿のつもりで扱っていましたが、最近表裏面に巧妙な線刻画が青磁釉の下に描かれていることに気が付きました。まるで隠し絵みたいです。しかし..
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タイの歴史絵巻 ータイ映画からの時代考証ー日本の時代劇は、映画やテレビドラマによって人物や時代背景が、様々な角度からそのイメージが再現出来ます。タイの骨董品を扱い出してまず思ったことは、それらを使っていた具体的なイメージの再現です。但し、タイ..