記事「ボーイズラブ」 の 検索結果 1899 件
-
高原<TAKAHARA>・・・3・・・ オリジナル小説「義兄は今日、戻らないんです・・・」 高原の胸元で呟いた日樹の言葉 それは誘いの言葉だったのだろうか・・・ 高原は日樹の体をスーッと引き離し 苦渋の面持ちで、かすかに動く口元で言っ..
-
高原<TAKAHARA>・・・2・・・ オリジナル小説もともと、先輩後輩という立場以外、特別な交流はなかったが 高原は入部当初から日樹のことを、自分の心の中で特別な位置に存在させていたのだ 今回のことを機に二人の距離が驚くほど縮まったのも間違..
-
高原<TAKAHARA>・・・1・・・ オリジナル小説ゴールデンウィークも半ばに差しかかった 開け放たれたサッシ窓から夏の香り漂う風が広いリビングを駆け抜ける 沈黙を破ったのは部屋中央のローテーブルの前に 胡坐を書いて座っていた逞しい体格の男 ..
-
今後の展開日樹君、中等部入学式の模様 さて後ろのスーツ(?)姿はいったい誰でしょう?? ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ オリジナル小説の今後の展開・・・ ちょっと..
-
病院・・・2・・・ <オリジナル小説>完全に意識が戻ったのは事故から数時間ほど経った宵の口 日樹の瞳がうつろに開く 「気がついたか?日樹」 義弟を気遣う穏やかな口調だった 「・・・義兄さん?・・・」 義兄の顔がぼやけ..
-
病院・・・1・・・ <オリジナル小説>日樹は夢を見ていた 西蘭学園に通っていた中学三年の自分を・・・ 今から1年前のこと 12月、クリスマス間近のその日はいつになく冷え込んでいた そのはず、外はすでに一面真っ白な雪化粧をほどこ..
-
事故チラチラ降り出した雪はすでに結構な降りに変わっていた 天から舞い落ちる白い宝石は ポツ、ポツ、と日樹のベンチコートにあたれば融けて水滴に変わり 影かたち残さず儚く消えてゆく 支えを無く..
-
噂三月中旬、春近しといえ あいにく空は厚い雲に覆われ 白いものがチラチラ落ちてきている 関東にしては遅い、季節はずれの雪だった そういえば随分冷え込んでいる 部活の練習も終わり ..
-
予感・・・4・・・「うん、交通事故で足を骨折したの」 残酷な言葉だった 「事故にあったのは確か・・・3月中旬、雪の降る日だったかな」 合格発表の日から数日後 春近いその時期に、確かそんな日があた..
-
雑誌コバルト今日はコバルトの発売日♪ いつもだったら立ち読み(^^ゞ でも今月は、大好きな『あさぎり夕』さんの作品 コバルト文庫から9月発売された『疾走する恋情』の裏話が読みきり小説で掲載! お金を出..
-
予感・・・3・・・☆ ☆ その日の練習は、いつもになく心が弾んでいた 受験校の合格発表のその日に 妖精との衝撃的な出逢い 彼に魅入ってしまった・・・ ..
-
予感・・・2・・・左手は無意識に足の傷に触れていた 全治三ヶ月とはいえ軽症の方だ 傷は日が経てば治る 後遺症もなさそうだ だがこれは忠告 運命ならそれに従う 自分が生きてきた上での贖罪であるなら 喜ん..