記事「万葉集」 の 検索結果 7737 件
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『万葉集』を訓(よ)む(その396)今回は、230番歌の15句からを訓む。 15句・16句「白妙之・衣【泥に土】漬而」は「白妙(しろたへ)の・衣(ころも)ひづちて」と訓む。「白妙之」(210番歌19句と同句)は「しろたへの」と訓み..
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『万葉集』を訓(よ)む(その395)今回は、230番歌の5句からを訓む。 5句・6句「立向・高圓山尓」は「立(た)ち向(むか)ふ・高圓山(たかまとやま)に」と訓む。「立向」(61番歌3句と同句)は、ハ行四段活用の自動詞「たちむかふ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その394)今回は、題詞に「霊龜(れいき)元年、歳次(さいし)乙卯(いつばう)の秋九月、志貴親王(しきのみこ)の薨(こう)ぜし時に作る歌一首[并(あは)せて短歌] 」とある230番歌に進む。「霊龜(れいき)元年..
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『万葉集』を訓(よ)む(その393)今回は、229番歌を訓む。「姫嶋の松原に嬢子(をとめ)の屍(かばね)を見て悲しび嘆きて作る歌二首」の二首目である。写本に異同はなく、原文は次の通り。 難波方 塩干勿有曽祢 沈之 妹之光儀乎 ..
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『万葉集』を訓(よ)む(その392)今回は、228番歌を訓む。題詞の前に「寧樂宮」の三字の標題がある。巻一の84番歌の前にあったのと同じ。巻一・二の体裁に従えば「~宮御宇天皇代」とあるべきところだが、ここにはこの時代の歌を配列する意図..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その17の4)ー閑話休題(その17)も四回目となったが、今回は、「臨死歌」と称する歌群最後の歌227番歌について考えたい。題詞に「或本歌曰」とあって、人麻呂の死をめぐる一連の歌群のなかで本歌一首のみは資料を異にして..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その17の3)ー今回は、「鴨山」を島根県邑智郡美郷町湯抱と推定する理由の補足説明から。湯抱は、江の川上流にある温泉地であり、「石見相聞歌」の旅程からはずれていない。131番歌の1句~6句の描写は、石見の角の海岸の実..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その17の2)ー前回、梅原猛の「人麻呂刑死説」という推定を荒唐無稽なものとして無視する事はできないとしたが、その理由からはじめよう。「死に臨む時」と並ぶ、もう一つのキーワード「自ら傷(いた)みて」の題詞を持つ歌が本..
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『万葉集』を訓(よ)む ー閑話休題(その17の1)ー今回は、閑話休題として、人麻呂の「臨死歌」と呼ばれる歌群をめぐる諸説について概観する。冒頭の223番歌は、題詞の記載によれば、人麻呂の「死に臨む」時の歌、いわば人麻呂の「辞世の歌」ということになる。..
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『万葉集』を訓(よ)む(その391)今回は、227番歌を訓む。題詞に「或本歌曰」〔ある本の歌にいはく〕とあるから、人麻呂の死をめぐる一連の歌群のなかで、本歌一首のみは資料を異にすることがわかる。また、左注に「右一首歌作者未詳 但古本以..
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『万葉集』を訓(よ)む(その390)今回は、226番歌を訓む。題詞に「丹比真人〔名闕〕擬柿本朝臣人麻呂之意報歌一首」[丹比(たぢひの)真人(まひと)〔名(な)闕(か)けたり〕柿本朝臣人麻呂(かきのもとのあそみひとまろ)の意(こころ)に..
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『万葉集』を訓(よ)む(その389)今回は、225番歌を訓む。人麻呂の死の知らせを聞いた妻依羅娘子の挽歌二首目である。写本に異同はなく、原文は次の通り。 直相者 相不勝 石川尓 雲立渡礼 見乍将偲 1句「直相者」は「直..