記事「児玉花外」 の 検索結果 49 件
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『短編バイロン詩集』緒言緒言 バイロンは十九世紀の英詩人中最も偉大なる天才である、其詞藻や雄渾華麗であつて、其調や清新纎婉である、直にバイロンの詩文を了解せんと欲するものは彼を生み彼を造りし當時の社會と彼の性行境遇..
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『短編バイロン詩集』目次目次 第一 若き令孃の夭折 第二 戀愛の接吻 第三 涙 第四 我は御身の泣くを見たり 第五 カロライン孃(一) 第六 ナポレオンの最後の訣別 第七 離別 第八 愛の最後の別れ 第..
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短編バイロン詩集 INDEX『短編バイロン詩集』 バイロン卿 (1788-1824)著 児玉花外 (1874-1943)訳 ⇒詳細・ダウンロード 全47エントリー(2007/11/10~2008/08/10)※一部欠..
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短編バイロン詩集書名:短編バイロン詩集 著者:ジョージ・ゴードン・バイロン卿 (1788-1824) 訳者:児玉花外 (1874-1943) 底本:大学館『短編バイロン詩集』1907 国立国会図書館 近代デジ..
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『短編バイロン詩集』序序 バイロンは熱烈太陽如き天才なり、またアルプスの大雪なり、地中海の波濤なり、彼れ美貌花の如く、女子を迷はすの惡魔、イタリヤに將軍としては男子亦彼れの爲に死を願ふの美所と義侠とを有す。吁、バ..
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『短編バイロン詩集』バイロンの生涯(1/5)バイロンの生涯 ▲一千七百九十年、放恣なる陸軍の一大尉は、無情にも便なきその妻と、二歳の嬰兒とを龍動の荒野に棄てゝあつたが、その士官の名をジヨン、バイロンと云ひ、妻をカザリン、ゴルドンと云つた、..
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『短編バイロン詩集』バイロンの生涯(2/5)▲千八百〇九年より十一年まで二ヶ年間海外漫遊せし彼は、いたく各國の麗はしい風景や、由緒ある古蹟に感動せられ鼓吹せられ、かの破天荒の名詩「チヤイルド、ハロルド巡遊」記の初め二編を書いた、たとへバイロンは..
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『短編バイロン詩集』バイロンの生涯(3/5)▲バイロンのミルバンク孃と結婚せしは千八百十五年彼の廿八才の時である、妻は彼が放肆律なきため鴛鴦の夢暖かならず、不和爭論の結果僅々十二ヶ月にして離婚して了つた、この不幸なる家庭に一人の娘があつたが、チ..
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『短編バイロン詩集』バイロンの生涯(4/5)▲バイロンも他の詩人の如く筆を劇詩に染めてあつた、されど有名なる「チヤイルド、ハロルド」や「海賊」の此著者は、それにふさはしい程の滿足の結果を收むることが出來なかつた、余の前に語つたやうな陰暗な幽欝な..
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『短編バイロン詩集』バイロンの生涯(5/5)▲バイロンの健筆は驚くべき程であつて、「海賊」は十日間になり、「アビードスの花嫁」は四日間に書き、「ラゝ」は舞踏會より歸宅して衣服を脱する間に作つたのだと云はれてゐる、斯く倉卒の間になりながら、然かも..
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『短編バイロン詩集』01若き令嬢の夭折第一、若き令孃の夭折 (一) 美しかりし令孃の墳墓を我れ訪《おと》づれて、 我が愛する屍《むくろ》の土の上に、四季をり/\の花を撒き散らしゝ時、 嵐も荒《す》さまず、夜もいとど淋し..
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『短編バイロン詩集』02恋愛の接吻第二、戀愛の接吻 (一) 痴愚の織り出せる虚僞の織物なる、 淺薄なる小説の假想荒誕を去れ! 我に眞情を語る優しき一瞥か又は、 戀愛の最初のキツスに宿る無限の喜びを與へよ。 ..
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