記事「古代史」 の 検索結果 449 件
-
『日本の古代国家』はいかに時代と切り結んだか、又は切り結ばなかったか・1-「国民的歴史学運動」以後前項まででお伝えしていたホームページビルダーの問題はようやく解決した。 これで表をアップできるので、ようやく某誌の依頼原稿で考えた『日本の古代国家』の石母田の研究者としての歩みの中の位置づけ..
-
「原子力ムラ」の次は「軍事力ムラ」?-大学軍事研究ー(2)(前項の続き) 前項で書いたホームページビルダーの問題はようやく解決した模様である(本当に解決したかは、最終的にファイルをアップロードしてみないとわからないが)。 とはいえ近所のパソコ..
-
某誌依頼原稿顛末(6)-「正論」は本当に世の中のためになるか?-(前項の続き) 前項の参照数が「100」になっている。 アップした2日後に確認した時で既に「80」近かった(確か、「77」)。 最近の記事としては驚異的な伸びであるが、原因は不..
-
某誌依頼原稿顛末(5)-「論争」すればいいのか?-(前項の続き) ちょっとわき道にそれるのだが、我が家に『レポート笠間』№60が送られてきた。 日本語・日本文学の研究所を中心に刊行している笠間書院が出している雑誌で、頼んだ覚えはないの..
-
某誌依頼原稿顛末(4)ー「学問的基準」はいかにして成り立つか?-前項の続き そもそも「学問的基準」はいかにして成り立つのであろうか? 実は、私は大学院時代から指導教授・先輩などからこの問題について教わった記憶はない(まぁ、私だけのことではないであろうが)。..
-
某誌依頼原稿顛末(3)ー「学問的基準」は本当に有効か?ー(前項の続き) まず(ア)「学問的基準」が本当に創造的研究を生み出すものとして生み出されているかについて。 今回の件は近現代思想史の知見の欠如が問われたわけだが、では古代史であればどうであ..
-
某誌依頼原稿顛末(2)ー「好きなように考える」ー(前項の続き) 論文の骨子は(1)石母田の「文革」高評価(支持)を50年代(遡れば30年代)の同時代認識の残滓と捉え(2)『日本の古代国家』が石母田の上記の認識が通用しなくなった状況下で生み出され..
-
某誌依頼原稿顛末(1)ー興味深い経験ーこのブログやツイッターでも記したが、一昨年、某誌から原稿依頼を受けた。 いわゆる「歴史学界コミュニティ」から若干、離れた雑誌だったし、学術雑誌ではあるが私のように学界から離れた人間でも執筆可..
-
「古田キャンペーン」終了のお知らせ2年にわたって続けた「古田キャンペーン」(http://urx.nu/j5sz)ですが、古田氏も亡くなったことですし、終了します。 大した成果は上げられませんでしたが、多少は問題周知に貢献で..
-
古代史研究者にとっての「原発事故」(4)-古代史の「アクチュアリティ」はどこに?-(前項の続き) 前項で述べたように、下村ー2015は(α)歴史学の意義を(A)-1:「短期的・応急的視線からは見過ごされる問題系を掘り起こし抉り出すこと」による(A)-2:公共圏への「意見の複..
-
古代史研究者にとっての「原発事故」(3)ー「迂遠」なのは歴史学だけか?-(前項の続き) 5年目の「3.11」を経過した。 遅ればせながら「犠牲」になられた方々、「被災者」の方々にお見舞い申し上げます。 さて前項で述べた(1)「震災」(岩手・宮城内陸地震..
-
古代史研究者にとっての「原発事故」-『歴研』「シリーズ 3.11からの歴史学(その7)-(2)(前項の続き) その上で、この大平の手記につき以下の2点を指摘したい。 すなわち、(1)「震災」(岩手・宮城内陸地震)の経験が、大平を古代史ではなく近現代史研究の深化に向かわせていること(..