記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
18-4063常世物(とこよもの) この橘の いや照りに わご大君は 今も見るごと常世物(とこよもの) この橘の いや照りに わご大君は 今も見るごと 等許余物能 己能多知婆奈能 伊夜弖里尓 和期大皇波 伊麻毛見流其登
-
18-4055可敝流廻(かへるみ)の 道行かむ日は 五幡(いつはた)の 坂に袖振れ 我れをし思はば可敝流廻(かへるみ)の 道行かむ日は 五幡(いつはた)の 坂に袖振れ 我れをし思はば 可敝流未能 美知由可牟日波 伊都波多野 佐可尓蘇泥布礼 和礼乎事於毛波婆
-
18-4054霍公鳥 こよ鳴き渡れ 燈火(ともしび)を 月夜(つくよ)になそへ その影も見む霍公鳥 こよ鳴き渡れ 燈火(ともしび)を 月夜(つくよ)になそへ その影も見む 保等登藝須 許欲奈枳和多礼 登毛之備乎 都久欲尓奈蘇倍 曽能可氣母見牟
-
18-4051多古(たこ)の崎 木の暗茂(くれしげ)に 霍公鳥 来鳴き響(とよ)めば はだ恋ひめやも多古(たこ)の崎 木の暗茂(くれしげ)に 霍公鳥 来鳴き響(とよ)めば はだ恋ひめやも 多胡乃佐伎 許能久礼之氣尓 保登等藝須 伎奈伎等余米婆 波太古非米夜母
-
18-4048垂姫の 浦を漕ぐ舟 梶間(かぢま)にも 奈良の我家(わぎへ)を 忘れて思へや垂姫の 浦を漕ぐ舟 梶間(かぢま)にも 奈良の我家(わぎへ)を 忘れて思へや 多流比女能 宇良乎許具不祢 可治末尓母 奈良野和藝弊乎 和須礼□於毛倍也
-
18-4044浜辺より 我が打ち行かば 海辺より 迎(むか)へも来ぬか 海人の釣舟浜辺より 我が打ち行かば 海辺より 迎(むか)へも来ぬか 海人の釣舟 波萬部余里 和我宇知由可波 宇美邊欲里 牟可倍母許奴可 安麻能都里夫祢
-
18-4043明日の日の 布勢の浦廻の 藤波に けだし来鳴かず 散らしてむかも明日の日の 布勢の浦廻の 藤波に けだし来鳴かず 散らしてむかも 安須能比能 敷勢能宇良未能 布治奈美尓 氣太之伎奈可受 知良之底牟可母
-
18-4045沖辺より 満ち来る潮の いや増しに 我(あ)が思(も)ふ君が 御船かもかれ沖辺より 満ち来る潮の いや増しに 我(あ)が思(も)ふ君が 御船かもかれ 於伎敝欲里 美知久流之保能 伊也麻之尓 安我毛布支見我 弥不根可母加礼
-
18-4037乎布(をふ)の崎 漕ぎた廻(もとほ)り ひねもすに 見とも飽くべき 浦にあらなくに乎布(をふ)の崎 漕ぎた廻(もとほ)り ひねもすに 見とも飽くべき 浦にあらなくに 乎敷乃佐吉 許藝多母等保里 比祢毛須尓 美等母安久倍伎 宇良尓安良奈久尓
-
17-4031中臣(なかとみ)の 太祝詞言(ふとのりとごと) 言ひ祓(はら)へ 贖(あか)ふ命も 誰(た)がために汝(な)れ中臣(なかとみ)の 太祝詞言(ふとのりとごと) 言ひ祓(はら)へ 贖(あか)ふ命も 誰(た)がために汝(な)れ 奈加等美乃 敷刀能里等其等 伊比波良倍 安賀布伊能知毛 多我多米尓奈礼
-
17-4730鴬は 今は鳴かむと 片待てば 霞たなびき 月は経につつ鴬は 今は鳴かむと 片待てば 霞たなびき 月は経につつ 宇具比須波 伊麻波奈可牟等 可多麻□婆 可須美多奈妣吉 都奇波倍尓都追
-
17-4029珠洲(すず)の海に 朝開きして 漕ぎ来れば 長浜の浦に 月照りにけり珠洲(すず)の海に 朝開きして 漕ぎ来れば 長浜の浦に 月照りにけり 珠洲能宇美尓 安佐妣良伎之弖 許藝久礼婆 奈我波麻能宇良尓 都奇□理尓家里