記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
17-4015心には 緩(ゆる)ふことなく 須加(すか)の山 すかなくのみや 恋ひわたりなむ心には 緩(ゆる)ふことなく 須加(すか)の山 すかなくのみや 恋ひわたりなむ 情尓波 由流布許等奈久 須加能夜麻 須加奈久能未也 孤悲和多利奈牟
-
17-4014松反(まつがへ)り しひにてあれかも さ山田の 翁(をぢ)がその日に 求めあはずけむ松反(まつがへ)り しひにてあれかも さ山田の 翁(をぢ)がその日に 求めあはずけむ 麻追我敝里 之比尓弖安礼可母 佐夜麻太乃 乎治我其日尓 母等米安波受家牟
-
17-4013二上の をてもこのもに 網さして 我(あ)が待つ鷹を 夢(いめ)に告げつも二上の をてもこのもに 網さして 我(あ)が待つ鷹を 夢(いめ)に告げつも 二上能 乎弖母許能母尓 安美佐之弖 安我麻都多可乎 伊米尓都氣追母
-
17-4012矢形尾(やかたを)の 鷹を手に据ゑ 三島野に 猟(か)らぬ日まねく 月ぞ経(へ)にける矢形尾(やかたを)の 鷹を手に据ゑ 三島野に 猟(か)らぬ日まねく 月ぞ経(へ)にける 矢形尾能 多加乎手尓須恵 美之麻野尓 可良奴日麻祢久 都奇曽倍尓家流
-
17-4011大君の 遠(とほ)の朝廷(みかど)ぞ み雪降る大君の 遠(とほ)の朝廷(みかど)ぞ み雪降る 越(こし)と名に追へる 天離る 鄙にしあれば 山高み 川とほしろし 野を広み 草こそ茂き 鮎走る 夏の盛りと 島つ鳥 鵜養(うかひ)が伴(とも)は 行く..
-
17-4007我が背子は 玉にもがもな 霍公鳥 声にあへ貫(ぬ)き 手に巻きて行かむ我が背子は 玉にもがもな 霍公鳥 声にあへ貫(ぬ)き 手に巻きて行かむ 和我勢故波 多麻尓母我毛奈 保登等伎須 許恵尓安倍奴吉 手尓麻伎弖由可牟
-
17-4002片貝の 川の瀬清く 行く水の 絶ゆることなく あり通ひ見む片貝の 川の瀬清く 行く水の 絶ゆることなく あり通ひ見む 可多加比能 可波能瀬伎欲久 由久美豆能 多由流許登奈久 安里我欲比見牟
-
17-4001立山に 降り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし立山に 降り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし 多知夜麻尓 布里於家流由伎乎 登己奈都尓 見礼等母安可受 加武賀良奈良之
-
17-4000天離る 鄙(ひな)に名懸(なか)かす 越(こし)の中天離る 鄙(ひな)に名懸(なか)かす 越(こし)の中 国内(くぬち)ことごと 山はしも しじにあれども 川はしも 多に行けども 統(す)め神の 領(うしは)きいます 新川(にひかは)の その立山に 常..
-
19-3899都辺(みやこへ)に 立つ日近づく 飽くまでに 相見て行かな 恋ふる日多けむ都辺(みやこへ)に 立つ日近づく 飽くまでに 相見て行かな 恋ふる日多けむ 美夜故敝尓 多都日知可豆久 安久麻弖尓 安比見而由可奈 故布流比於保家牟
-
19-3987我(あ)れなしと なわび我が背子 霍公鳥 鳴かむ五月は 玉を貫かさね我(あ)れなしと なわび我が背子 霍公鳥 鳴かむ五月は 玉を貫かさね 安礼奈之等 奈和備和我勢故 保登等藝須 奈可牟佐都奇波 多麻乎奴香佐祢
-
17-3985玉桙の 道に出で立ち 別れなば 見ぬ日さまね み恋しけむかも玉桙の 道に出で立ち 別れなば 見ぬ日さまね み恋しけむかも 多麻保許乃 美知尓伊泥多知 和可礼奈婆 見奴日佐麻祢美 孤悲思家武可母