記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
17-3992布勢の海の 沖つ白波 あり通ひ いや年のはに 見つつ偲はむ布勢の海の 沖つ白波 あり通ひ いや年のはに 見つつ偲はむ 布勢能宇美能 意枳都之良奈美 安利我欲比 伊夜登偲能波尓 見都追思努播牟
-
17-3891もののふの 八十伴(やそとも)の男(を)もののふの 八十伴(やそとも)の男(を)の 思ふどち 心遣らむと 馬並(うまな)めて うちくちぶりの 白波の 荒礒(ありそ)に寄する 渋谿(しぶたに)の 崎た廻(もとほ)り 松田江の 長浜過ぎて 宇奈..
-
17-3890我が背子は 玉にもがもな 手に巻きて 見つつ行かむを 置きて行かば惜し我が背子は 玉にもがもな 手に巻きて 見つつ行かむを 置きて行かば惜し 和我勢故波 多麻尓母我毛奈 手尓麻伎□ 見都追由可牟乎 於吉□伊加婆乎思
-
17-3989奈呉(なご)の海の 沖つ白波 しくしくに 思ほえむかも 立ち別れなば奈呉(なご)の海の 沖つ白波 しくしくに 思ほえむかも 立ち別れなば 奈呉能宇美能 意吉都之良奈美 志苦思苦尓 於毛保要武可母 多知和可礼奈婆
-
17-3988ぬばたまの 月に向ひて 霍公鳥 鳴く音遥(おとはる)けし 里遠(さとどほ)みかもぬばたまの 月に向ひて 霍公鳥 鳴く音遥(おとはる)けし 里遠(さとどほ)みかも 奴婆多麻乃 都奇尓牟加比□ 保登等藝須 奈久於登波流氣之 佐刀騰保美可聞
-
17-3987玉櫛笥 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり玉櫛笥 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり 多麻久之氣 敷多我美也麻尓 鳴鳥能 許恵乃孤悲思吉 登岐波伎尓家里
-
17-3986渋谿の 崎の荒礒に 寄する波 いやしくしくに いにしへ思ほゆ渋谿の 崎の荒礒に 寄する波 いやしくしくに いにしへ思ほゆ 之夫多尓能 佐伎能安里蘇尓 与須流奈美 伊夜思久思久尓 伊尓之敝於母保由
-
17-3985射水川(いみづがは) い行き廻(めぐ)れる射水川(いみづがは) い行き廻(めぐ)れる 玉櫛笥 二上山は 春花の 咲ける盛りに 秋の葉の にほへる時に 出で立ちて 振り放(さ)け見れば 神(かむ)からや そこば貴き 山からや 見が欲しからむ 統..
-
17-3984玉に貫(ぬ)く 花橘を ともしみし この我が里に 来鳴かずあるらし玉に貫(ぬ)く 花橘を ともしみし この我が里に 来鳴かずあるらし 多麻尓奴久 波奈多知婆奈乎 等毛之美思 己能和我佐刀尓 伎奈可受安流良之
-
17-3893あしひきの 山も近きを 霍公鳥 月立つまでに 何か来鳴(きな)かぬあしひきの 山も近きを 霍公鳥 月立つまでに 何か来鳴(きな)かぬ 安思比奇能 夜麻毛知可吉乎 保登等藝須 都奇多都麻泥尓 奈仁加吉奈可奴
-
17-3892春花の うつろふまでに 相見ねば 月日数(つきひよ)みつつ 妹待つらむぞ春花の うつろふまでに 相見ねば 月日数(つきひよ)みつつ 妹待つらむぞ 春花能 宇都路布麻泥尓 相見祢婆 月日餘美都追 伊母麻都良牟曽 春花能 宇都路布麻泥尓 相見祢婆 月日餘美..
-
17-3981あしひきの 山きへなりて 遠けども 心し行けば 夢(いめ)に見えけりあしひきの 山きへなりて 遠けども 心し行けば 夢(いめ)に見えけり 安之比奇能 夜麻伎敝奈里□ 等保家騰母 許己呂之遊氣婆 伊米尓美要家里