記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
20-4493初春の初子の今日の玉箒手に取るからに揺らく玉の緒初春の初子の今日の玉箒手に取るからに揺らく玉の緒 始春乃 波都祢乃家布能 多麻婆波伎 手尓等流可良尓 由良久多麻能乎
-
20-4492月数めばいまだ冬なりしかすがに霞たなびく春立ちぬとか月数めばいまだ冬なりしかすがに霞たなびく春立ちぬとか 都奇餘米婆 伊麻太冬奈里 之可須我尓 霞多奈婢久 波流多知奴等可
-
20-4490あらたまの年行き返り春立たばまづ我が宿に鴬は鳴けあらたまの年行き返り春立たばまづ我が宿に鴬は鳴け 安良多末能 等之由伎我敝理 波流多々婆 末豆和我夜度尓 宇具比須波奈家
-
20-4485時の花 いやめづらしも かくしこそ 見し明らめめ 秋立つごとに時の花 いやめづらしも かくしこそ 見し明らめめ 秋立つごとに 時花 伊夜米豆良之母 加久之許曽 賣之安伎良米晩 阿伎多都其等尓
-
20-4484咲く花は 移ろふ時あり あしひきの 山菅(やますが)の根し 長くはありけり右一首大伴宿祢家持悲怜物色變化作之咲く花は 移ろふ時あり あしひきの 山菅(やますが)の根し 長くはありけり 佐久波奈波 宇都呂布等伎安里 安之比奇乃 夜麻須我乃祢之 奈我久波安利家里
-
20-4483移り行く 時見るごとに 心痛く 昔の人し 思ほゆるかも移り行く 時見るごとに 心痛く 昔の人し 思ほゆるかも 宇都里由久 時見其登尓 許己呂伊多久 牟可之能比等之 於毛保由流加母
-
20-4481あしひきの 八つ峰(を)の椿 つらつらに 見とも飽かめや 植ゑてける君あしひきの 八つ峰(を)の椿 つらつらに 見とも飽かめや 植ゑてける君 安之比奇能 夜都乎乃都婆吉 都良々々尓 美等母安可米也 宇恵弖家流伎美
-
20-4474群鳥(むらどり)の 朝立ち去(い)にし 君が上は さやかに聞きつ 思ひしごとく群鳥(むらどり)の 朝立ち去(い)にし 君が上は さやかに聞きつ 思ひしごとく 武良等里乃 安佐太知伊尓之 伎美我宇倍波 左夜加尓伎吉都 於毛比之其等久
-
20-4471消残(けのこ)りの 雪にあへ照る あしひきの 山橘(やまたちばな)を つとに摘み来(こ)な消残(けのこ)りの 雪にあへ照る あしひきの 山橘(やまたちばな)を つとに摘み来(こ)な 氣能己里能 由伎尓安倍弖流 安之比奇乃 夜麻多知波奈乎 都刀尓通弥許奈
-
20-4470水泡(みづぼ)なす 仮(か)れる身ぞとは 知れれども なほし願ひつ 千年(ちとせ)の命を水泡(みづぼ)なす 仮(か)れる身ぞとは 知れれども なほし願ひつ 千年(ちとせ)の命を 美都煩奈須 可礼流身曽等波 之礼々杼母 奈保之祢我比都 知等世能伊乃知乎
-
20-4469渡る日の 影に競ひて 尋ねてな 清きその道 またもあはむため渡る日の 影に競ひて 尋ねてな 清きその道 またもあはむため 和多流日能 加氣尓伎保比弖 多豆祢弖奈 伎欲吉曽能美知 末多母安波無多米
-
20-4468うつせみは 数なき身なり 山川の さやけき見つつ 道を尋ねなうつせみは 数なき身なり 山川の さやけき見つつ 道を尋ねな 宇都世美波 加受奈吉身奈利 夜麻加波乃 佐夜氣吉見都々 美知乎多豆祢奈