記事「大伴家持」 の 検索結果 521 件
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20-4462舟競(ふなぎほ)ふ 堀江の川の 水際(みなきは)に 来居つつ鳴くは 都鳥(みやこどり)かも舟競(ふなぎほ)ふ 堀江の川の 水際(みなきは)に 来居つつ鳴くは 都鳥(みやこどり)かも 布奈藝保布 保利江乃可波乃 美奈伎波尓 伎為都々奈久波 美夜故杼里香蒙
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20-4461堀江より 水脈さかのぼる 楫の音の 間なくぞ奈良は 恋しかりける堀江より 水脈さかのぼる 楫の音の 間なくぞ奈良は 恋しかりける 保里江欲利 美乎左香能保流 梶音乃 麻奈久曽奈良波 古非之可利家留
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20-4460堀江漕ぐ 伊豆手(いづて)の舟の 楫つくめ 音しば立ちぬ 水脈早(みをはや)みかも堀江漕ぐ 伊豆手(いづて)の舟の 楫つくめ 音しば立ちぬ 水脈早(みをはや)みかも 保利江己具 伊豆手乃船乃 可治都久米 於等之婆多知奴 美乎波也美加母
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20-4457住吉(すみのえ)の 浜松が根の 下延(したは)へて 我が見る小野の 草な刈りそね住吉(すみのえ)の 浜松が根の 下延(したは)へて 我が見る小野の 草な刈りそね 須美乃江能 波麻末都我根乃 之多婆倍弖 和我見流乎努能 久佐奈加利曽祢
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20-4453秋風の 吹き扱(こ)き敷ける 花の庭 清き月夜(つくよ)に 見れど飽かぬかも秋風の 吹き扱(こ)き敷ける 花の庭 清き月夜(つくよ)に 見れど飽かぬかも 安吉加是能 布伎古吉之家流 波奈能尓波 伎欲伎都久欲仁 美礼杼安賀奴香母
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20-4451うるはしみ 我(あ)が思(も)ふ君は なでしこが 花になそへて 見れど飽かぬかもうるはしみ 我(あ)が思(も)ふ君は なでしこが 花になそへて 見れど飽かぬかも 宇流波之美 安我毛布伎美波 奈弖之故我 波奈尓奈蘇倍弖 美礼杼安可奴香母
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20-4450我が背子が 宿のなでしこ 散らめやも いや初花に 咲きは増すとも我が背子が 宿のなでしこ 散らめやも いや初花に 咲きは増すとも 和我勢故我 夜度能奈弖之故 知良米也母 伊夜波都波奈尓 佐伎波麻須等母
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20-4445鴬の 声は過ぎぬと 思へども しみにし心 なほ恋ひにけり鴬の 声は過ぎぬと 思へども しみにし心 なほ恋ひにけり 宇具比須乃 許恵波須疑奴等 於毛倍杼母 之美尓之許己呂 奈保古非尓家里
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20-4443ひさかたの 雨は降りしく なでしこが いや初花に 恋しき我が背ひさかたの 雨は降りしく なでしこが いや初花に 恋しき我が背 比佐可多能 安米波布里之久 奈弖之故我 伊夜波都波奈尓 故非之伎和我勢
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20-4435ふふめりし 花の初めに 来(こ)し我れや 散りなむ後(のち)に 都へ行かむふふめりし 花の初めに 来(こ)し我れや 散りなむ後(のち)に 都へ行かむ 布敷賣里之 波奈乃波自米尓 許之和礼夜 知里奈牟能知尓 美夜古敝由可無
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20-4344ひばり上がる 春へとさやに なりぬれば 都も見えず 霞たなびくひばり上がる 春へとさやに なりぬれば 都も見えず 霞たなびく 比婆里安我流 波流弊等佐夜尓 奈理奴礼波 美夜古母美要受 可須美多奈妣久
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20-4412島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ 之麻可氣尓 和我布祢波弖□ 都氣也良牟 都可比乎奈美也 古非都々由加牟