記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
20-4316高圓の 宮の裾廻(すそみ)の 野づかさに 今咲けるらむ をみなへしはも高圓の 宮の裾廻(すそみ)の 野づかさに 今咲けるらむ をみなへしはも 多可麻刀能 宮乃須蘇未乃 努都可佐尓 伊麻左家流良武 乎美奈弊之波母
-
20-4315宮人の 袖付け衣 秋萩に にほひよろしき 高圓(たかまと)の宮宮人の 袖付け衣 秋萩に にほひよろしき 高圓(たかまと)の宮 宮人乃 蘇泥都氣其呂母 安伎波疑尓 仁保比与呂之伎 多加麻刀能美夜
-
20-4314八千種(やちくさ)に 草木を植ゑて 時ごとに 咲かむ花をし 見つつ偲はな八千種(やちくさ)に 草木を植ゑて 時ごとに 咲かむ花をし 見つつ偲はな 八千種尓 久佐奇乎宇恵弖 等伎其等尓 佐加牟波奈乎之 見都追思努波奈
-
20-4313青波に 袖さへ濡れて 漕ぐ舟の かし振るほとに さ夜更(よふ)けなむか青波に 袖さへ濡れて 漕ぐ舟の かし振るほとに さ夜更(よふ)けなむか 安乎奈美尓 蘇弖佐閇奴礼弖 許具布祢乃 可之布流保刀尓 左欲布氣奈武可
-
20-4312秋草に 置く白露の 飽かずのみ 相見るものを 月をし待たむ秋草に 置く白露の 飽かずのみ 相見るものを 月をし待たむ 秋草尓 於久之良都由能 安可受能未 安比見流毛乃乎 月乎之麻多牟
-
20-4311秋風に 今か今かと 紐解きて うら待ち居(を)るに 月かたぶきぬ秋風に 今か今かと 紐解きて うら待ち居(を)るに 月かたぶきぬ 秋風尓 伊麻香伊麻可等 比母等伎弖 宇良麻知乎流尓 月可多夫伎奴
-
20-4309秋風に 靡く川辺(かはび)の にこ草の にこよかにしも 思ほゆるかも秋風に 靡く川辺(かはび)の にこ草の にこよかにしも 思ほゆるかも 秋風尓 奈妣久可波備能 尓故具左能 尓古餘可尓之母 於毛保由流香母
-
20-4308初尾花 花に見むとし 天の川 へなりにけらし 年の緒長く初尾花 花に見むとし 天の川 へなりにけらし 年の緒長く 波都乎婆奈 々々尓見牟登之 安麻乃可波 弊奈里尓家良之 年緒奈我久
-
20-4307秋と言へば 心ぞ痛き うたて異(け)に 花になそへて 見まく欲りかも秋と言へば 心ぞ痛き うたて異(け)に 花になそへて 見まく欲りかも 秋等伊閇婆 許己呂曽伊多伎 宇多弖家尓 花仁奈蘇倍弖 見麻久保里香聞
-
20-4306初秋風(はつあきかぜ) 涼しき夕(ゆうへ) 解かむとぞ 紐は結びし 妹に逢はむため初秋風(はつあきかぜ) 涼しき夕(ゆうへ) 解かむとぞ 紐は結びし 妹に逢はむため 波都秋風 須受之伎由布弊 等香武等曽 比毛波牟須妣之 伊母尓安波牟多米
-
20-4305木(こ)の暗(くれ)の 茂き峰(を)の上(へ)を 霍公鳥 鳴きて越ゆなり 今し来(く)らしも木(こ)の暗(くれ)の 茂き峰(を)の上(へ)を 霍公鳥 鳴きて越ゆなり 今し来(く)らしも 許乃久礼能 之氣伎乎乃倍乎 保等登藝須 奈伎弖故由奈理 伊麻之久良之母
-
20-4304山吹の 花の盛りに かくのごと 君を見まくは 千年(ちとせ)にもがも山吹の 花の盛りに かくのごと 君を見まくは 千年(ちとせ)にもがも 夜麻夫伎乃 花能左香利尓 可久乃其等 伎美乎見麻久波 知登世尓母我母