記事「寄席」 の 検索結果 990 件
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五代目志ん好の『大山詣り』を聴く (国立演芸場5月中席)5月18日(日)の国立演芸場5月中席は、落語協会の真打ち披露興行。7割程度の入りか。 最若手の志ん丸師匠の『祇園祭』はきびきびしたところが売りだが、もう少しゆとりを見せることも必要だろう。志ん彌..
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新宿末廣亭 4月下席 新作の枠を超える『ハンバーグができるまで』(喬太郎)4月26日(土)は、久々の新宿末廣亭。4月から料金は3千円に値上げ。連休に入り4月下席も連休初日といったところだろう。 昼席の最後あたりから入る。二階席は空いているそうだが、一階で立つ。..
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お見事『小間物屋政談』(歌丸)、迫力『巌流島』(夢太朗)、活き活き『三日天下』(竹丸)国立名人会12月22日(日)午後6時からの国立名人会は、満員御礼。ただし、この名人会、販売後、しばらくは空席があった。23日の圓丈の落語会は早々と売り切れだったのに・・・国立演芸場の窓口も、歌丸師匠がトリな..
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巧さの『夢金』(王楽)、味わいの『紺屋高尾』(柳朝) (第415回花形演芸会)12月21日(土)午後1時からの国立演芸場・花形演芸会は満席。メンバーが揃っており、演目も面白そうということなのだろう。 朝也とたま はレギュラーではないが、若手チャレンジ。どちらも注目される。..
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国立演芸場11月上席 めげるな天どん!新作の期待国立演芸場11月上席は、落語協会の真打昇進襲名披露公演。今回はなんと5人。昨年の一之輔、そして、文菊、志ん陽に追い越されていたメンバーと言うことらしい。しかし、これからが勝負だ。11月2日(土)は圓..
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第五回正蔵 正蔵を語る 木訥な魅力なぜか、“正蔵 正蔵を語る”、毎回、聴いている。10月27日(日)の国立演芸場、入場時点では満員御礼ではないが、ほぼ満員の入り。正蔵師匠は、器用な方ではないし、3回目の後は、いったんは中断(平成23..
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昇太が誘う落語の世界『壺算』(新宿末廣亭9月上席夜の部)久々の新宿末廣亭である。6時以降の割引料金で入場、まだ席には余裕がある。トリが昇太ということで客層は若め。女性客も目立つ。 桂宮治は昨年二ツ目に上がったばかりであるが、古いネタの『反対俥..
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楽しめる『引越の夢』(べん橋)、豊かな表現力『堪忍袋』(遊雀)、クライマックス『真景累ヶ淵』(歌丸)国立演芸場8月中席初日は大入り満員。立ち見が出ている。 二ツ目の春風亭べん橋、北海道生まれ、少し訛りがありそれを生かしている。マクラは札幌のエピソードから始まり、サワリは『引越の夢』、なかなか楽..
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第583回紀伊國屋寄席 お見事『八五郎出世』(歌司)、麻雀屋で『小言幸兵衛』(小さん)7月16日(火)の紀伊國屋寄席は、9割方の入り。夏らしい噺と言えば、『宮戸川』か。小文治師匠が色気のあるスタイルでまとめる。 中トリの歌司師匠の『八五郎出世』は、この噺、こんなに面白かったのかと..
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個性でお大尽と花魁と『お見立て』(小助六)、名人芸『短命』(歌丸)・『蛇含草』(鯉昇)国立演芸場の7月上席は、落語芸術協会の真打昇進襲名披露公演である。7月7日(日)は、梅雨が明けて暑い盛りだが、七割程度の入りはなかなかのもの。 花助改メ三代目小助六師匠、協会の幹部の面々からは..
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颯爽とのどかな泥棒噺『転宅』(小三治) 夏の蕎麦『インド人の蕎麦屋』(一琴)新宿末廣亭6月下席二日目新宿末廣亭6月下席はトリが小三治師匠なので、昼席から通しで聴くことにした。昼席の初めから座席は一杯。昼席の終わり頃には立ち席で超満員。 特筆は、第二番目に二ツ目昇進の落語家が登場すること。昼は「..
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第582回紀伊國屋寄席 渋い人情と愛情~説得力のある『不幸者』(圓窓)6月12日(水)18時30分~は、第582回紀伊國屋寄席。当日券もあるがほぼ満席。 中堅どころが揃う落語会で、それぞれの噺もトリで語られるべきもの。しかし、やはりトリの圓窓師匠の『不幸者』は圧巻..