記事「峠」 の 検索結果 779 件
-
雪の豪士峠はガスの中(平成24年5月4日)豪士水止まりの標識からは山道は所々雪で隠れた。豪士峠は一面の雪で灌木が私の足を絡める。濃いガスで山頂は確認できないが南に方向を取る。雪が溶けて夏道が顔を出している所もあった。GPSで山頂が丁度右手に..
-
過去の山行 清水峠から二口山塊(平成22年5月16日)清水峠は高瀬の高沢から沢を渡りながら1時間30分程度で往ける。そこから、山形神室までの縦走は笹谷からの南面と違い雪に覆われていた。高沢の登り口が探しづらく登山開始が1時15分と出遅れ、山頂までは無理..
-
名もなき沼(平成24年4月7日)早春を過ぎ春爛漫を迎えたはずの山形だが雪は止みそうにない。痛む膝には緩む雪の下りはきつかった。ストックを持つ両腕は特に二の腕の伸側が痛い。左足も振り回すような動きに自然となってきた。まだ癒えてなかっ..
-
誰のトレースだ(平成24年4月7日)トレースは宮城側に続いていた。いや、宮城から続いていたらしい。山形側に進むとぶっちりと踏み跡は消えている。ここでターンをして自分のトレースを忠実に重ねたのだろう。すこし、腑に落ちない気持ちで東の蓬沢..
-
鏡清水(平成24年4月7日)県境稜線を降りてきたので当然、峠も県境なわけで大きく宮城県との道路標識と七ヶ宿の看板があって数百年後に戻されてしまった。茶屋跡程度の木柱ならいざ知らず、こんな観光案内があるとどんとひいてしまう。木柱..
-
尻滑りの向こうは絶壁だった(平成24年4月7日)稜線で軽食をとり目指す金山峠を東にみて歩きだす。しばらく行くと急な下りになり下にはガードレールや標識が見える。ああそこが金山峠かとほっとして膝を庇うために尻滑りを始める。しかし、ますます下りは急にな..
-
そこは県境稜線(平成24年4月7日)七曲がりからは登りが急になると登山口の看板にあったので九十九折り気味に高度をあげると林道らしき巻道に踊りでた。左側にあまり注意することなく赤布のある右に進路をとる。左手の斜面の向こうに頂きがあるよう..
-
雪渓を踏みぬく(平成24年4月7日)茶屋跡を過ぎて道は左右に分かれる。前から気になっていたが赤布が結ばれているがその示す道は自分の辿ったルートと少し違っている。今度も布は左を誘うがそこはあきらかに岩のある沢で上流には車道のガードレール..
-
茶屋跡(平成24年4月7日)杉が規則的に並ぶ真っ直ぐな緩い登り坂の途中に茶屋跡はあった。雪に隠れてその四角い区画が旅人の疲れを癒した場所であることは想像するしかないが、まさにこの杉木立は数百年前と変わらないのだろう。これなら風..
-
春まだ遠い森(平成24年4月7日)沢から少し離れ歩きやすくなってきた。青空こそ見えないが雪面の照り返しで次第に明るくなって心もすこし晴れてきた。しかし、なんの木かわからないが枝と呼ぶには太すぎる蔓状の分枝が大蛇のようにうねりながら道..
-
雪の下に眠る街道(平成24年4月7日)沢の中に沈んだ、木の板を繋いでみてもここが旅人が歩いた道なのかもわからなくなり、ただ沢を上流に辿るしかないのかと諦めながらすすむが、いよいよ荒れた岩場になると膝のことも心配になり情けなくなってきた。..
-
江戸時代の面影は何処に(平成24年4月7日)羽州街道・金山越えの魅力は江戸時代の面影を辿れることだというが、随所に石碑が見られ杉林が街道沿いにある以外、雪に包まれた沢筋には人気がなく山道はいつも通る山形の雪山と区別はつかない。沢をわたる橋は雪..