記事「恋」 の 検索結果 5544 件
-
雅話§百人一首考[77]~せをはやみ~[承前] 崇徳院(すとくいん) 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ 久々によく知っている一首が巡ってきた。それにしても、どれほど知 っている歌が少ない..
-
雅話§百人一首考[74]~うかりける~[承前] 源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん) 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを やれやれ、あと四分の一というところまでたどり着いた。それにして ..
-
雅話§百人一首考[72]~おとにきく~[承前] 祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい) 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ アラサーのプレイボーイが70歳のおばさまに詠んだ恋の歌に対し..
-
雅話§百人一首考[65]~うらみわび~[承前] 相模(さがみ) 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ 恋多き女である相模面目躍如の一首……私って、恋多き女ということ の評判だけで死んでしま..
-
雅話§百人一首考[63]~いまはただ~[承前] 左京大夫道雅(さきょうのだいぶみちまさ) 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな ずいぶんと女性に対して“積極的”な人だったようで、けっこうな騒..
-
雅話§百人一首考[62]~よをこめて~[承前] 清少納言(せいしょうなごん) 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言のような人を相手に下手な喧嘩をしては返り討ちで大炎上と なるのは必..
-
雅話§百人一首考[59]~やすらはで~[承前] 赤染衛門(あかぞめえもん) やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな 待ちぼうけの一首である……来るかと思っていた通い婚の相手はやっ て来ず..
-
雅話§百人一首考[58]~ありまやま~[承前] 大弐三位(だいにのさんみ) 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 忘れた頃になのだろうか、相手の男から「忘れられたんじゃないかと 心配になって」と言..
-
雅話§百人一首考[54]~わすれじの~[承前] 儀同三司母(ぎどうさんしのはは) 忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 「忘れないとと言われても、そんな先のことはわかりませんわよ」と 通ってき..
-
雅話§百人一首考[53]~なげきつつ~[承前] 右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは) 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 女性から“待ち人来たらず”で一人寝が長いの何のっていう、恨..
-
雅話§百人一首考[52]~あけぬれば~[承前] 藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん) 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 地球の上に朝が来る~その裏側は夜だろう~♪ ..
-
雅話§百人一首考[51]~かくとだに~[承前] 藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたあそん) かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを “ねえ、私のことどれくらい好き?”という質問に真正面から答え..