記事「恋」 の 検索結果 5544 件
-
雅話§百人一首考[50]~きみがため~[承前] 藤原義孝(ふじわらのよしたか) 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな やれやれ。やっと半分までたどり着いたよ。正直なところ持て余して いて、毎回..
-
雅話§百人一首考[49]~みかきもり~[承前] 大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ) みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ またもや悶々な御人の恋歌でござる。 昨日観た歌舞伎座の納涼歌..
-
雅話§百人一首考[48]~かぜをいたみ~[承前] 源重之(みなもとのしげゆき) 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな また恋歌かと思いながら調べてみたら、大雑把に43首あると知った。 うーん…..
-
雅話§百人一首考[46]~ゆらのとを~[承前] 曾禰好忠(そねのよしただ) 由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな またも、いにしへびとの恋の悩みのようであります。恋歌のほとんど は“うまくい..
-
雅話§百人一首考[45]~あはれとも~[承前] 謙徳公(けんとくこう) あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな ずいぶんとヘタれた歌だなあとは、注釈を読んでの感想である。 大意は“誰に..
-
雅話§百人一首考[44]~あふことの~[承前] 中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ) 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし これもまた“恋歌”である。万葉集の時は“相聞”という分類だった ..
-
雅話§百人一首考[43]~あひみての~[承前] 権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ) 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり この歌を目にした時、何の考えもなしに“昔は思慮が浅かったなあ” と..
-
雅話§百人一首考[42]~ちぎりきな~[承前] 清原元輔(きよはらのもとすけ) 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは これはどうも“熱々”にして“ラブラブ!”な恋の歌のようである。 ごちそうさま..
-
雅話§百人一首考[41]~こいすてふ~[承前] 壬生忠見(みぶのただみ) 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 恋すてふは“恋すちょう”と読む。蝶々がてふてふだということから 判読できるわ..
-
雅話§百人一首考[40]~しのぶれど~[承前] 平兼盛(たいらのかねもり) しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで 上の五七五はよく覚えているが、下の七七は何だったっけなあという はなはだ頼り..
-
雅話§百人一首考[39]~あさぢふの~[承前] 参議等(さんぎひとし) 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 帰ってきて一週間、さて再開……詠み人も歌も全然わからないんです けれど。 千..
-
雅話§百人一首考[38]~わすらるる~[承前] 右近(うこん) 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな この歌も詠んだ作者も知らない。右近というから男性かと思っていた ら女性だったりして、そうい..