記事「新自由主義」 の 検索結果 212 件
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「ブラック大学」に勤めると…ー早稲田大学・小保方学位論文調査報告ー(2)(前項の続き) 前項から約一週間が過ぎ、早稲田の調査についても様々な批判が寄せられるようになった。 例えば、早稲田大学教員の「有志一同」による批判(早稲田大学大学院・先進理工学科・有志..
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「ブラック大学」に勤めると…ー早稲田大学・小保方学位論文調査報告ー(1)世間ではSTAP細胞問題はすっかり忘れられた感がある。 この隙をついて「ブラック大学」早稲田が、「発見者」たる小保方晴子の学位論文についての調査結果を発表した。 調査結果については「..
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「stap細胞報道」・私見ー懸念される国家の「学界支配」強化ー世は依然として「stap細胞」問題で揺れている。 このブログでも研究者の「スキャンダル・報道」を取り上げてきた(井内ー2012・A、B、C、D)。 その際、指摘してきたのは次の点であ..
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「大学改革」と学界の「閉鎖性」の打破ー本当に「改革」なの?-私は学界の「閉鎖性」は打破されねばならないと考えている。 この主張を私より声高に、そしてはるかに強大な影響力を伴って唱えている人たちがいる。 官僚そして政治家である。 例えば、..
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大学の終焉ー「ブラック化」と「就職予備校化」ー(2)(前項の続き) 2.「就職予備校化」 (2)は従来から、事実上、そうなのだが、12月18日付『朝日新聞』・朝刊で山梨学院大学・理事長が公言している(17面→http://www.asahi...
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大学の終焉ー「ブラック化」と「就職予備校化」-(1)今月に入って「学問の府」としての大学は終わったと思わざるを得ない記事に、立て続けに接した。 この国ではすでに学問が「終わっている」ということでもある。 記事の内容は(1)「ブラック化」と..
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過去の事実の一般的意義ー小川原正道『西南戦争』-(3)(前項の続き) この本を読み終わって、実感するのは次の点である。過去の事実は面白い! 著者の筆は全般的に抑制的で、見解の分かれる部分については、基本的に断定を避けている。 そういう意味..
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過去の事実の一般的意義ー小川原正道『西南戦争』-(2)(前項の続き) 「看板に偽り」なのに、この本が面白いのはなぜか? 第一に、叙述が精彩に富んでいることである。 その基盤となるのが、綿密な事実の把握である。 西南戦争について..
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過去の事実の一般的意義ー小川原正道『西南戦争』-(1)「『無用学問』という認識」(1)~(5)において、過去の事実の一般的意義について述べた。 もう一度、確認しておけば、過去の事実はいずれも歴史的意義を有している。したがって、例えば、現在は注目..
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「群れ」はいかにして、人を「弱く」するか?(5)-「意識の内部の支配」に絡め取られないためには?ー(前項の続き) では、「意識の内部の支配」に絡めとられないためにはどうすれば良いだろうか? 第一に重要なのは、「個人」を尊重することだろう。 被支配者の「内面」を支配し、「心の在り..
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「学問より学会」という体質ー学会に未来はあるか(3)-(前項の続き) 2.学問が衰退する 桃崎の「後記」からうかがえる学界の問題点の第二点は、学問(歴史学)が衰退することである。 研究の質(および量)の低下については「後記」でも触れ..
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「学問より学会」という体質ー学会に未来はあるか?ー(2)(前項の続き) この「後記」から見える学会の問題点としては、次のようなものが挙げられる。 1.社会と向き合わない 第一は、社会と向き合わないことである。 そもそも、日本史..